2008-01-30 (Wed)✎
彩の国芸術劇場
蜷川シェークスピア・シリーズ19弾
『リア王』
舞台では、実は初めてのヒラミキさん
独特の存在感をお持ちの方・・・・・
とよた真帆さん・内山理名さんも舞台ではお初!

ちょっとネタばれしていますので
これからご観劇の方には ここで注意報を発令(笑)
本日のキャスト
リア王・・・・・・・・・・・・平幹二郎
コーデリア・・・・・・・・・内山理名
リーガン・・・・・・・・・とよた真帆
ゴリネル・・・・・・・・・・銀粉蝶
エドマンド・・・・・・・・・池内博之
エドガー・・・・・・・・・・高橋洋
道化・・・・・・・・・・・・山崎一
グロスター伯爵・・・・・吉田剛太郎
ケント伯爵・・・・・・・・瑳川哲朗
オールバニー公爵・・・・・渕野俊太
コーンウォール公爵・・・・廣田高志
オズワルド・貴族・・・・・・手塚秀彰
医者・貴族・騎士・・・・戸井田稔
紳士・貴族・騎士・・・・横田栄司
フランス王・騎士・兵士・・鈴木豊
紳士・貴族・騎士・・・・・・妹尾正文
他(敬称略)
平・リア王
メイク濃い目のご老体です(笑)
でも、確かな王として存在します
朗々とした長台詞のなかから
愚かな過ちや深い悲しみ 孤独感
絶望が、見えて 強いだけではない
人間的な王に思えました
内山・コーデリア
硬い台詞まわし・・・・硬い表情
父への思いを美辞麗句で飾らず
ただ一言 ~なにも!~
伏目がちな憂いが舞台に残ります
とよた・リーガン
美しい気丈な姉姫
その口元から 殺しておけば・・の台詞が
飛び出してくるのは・・・恐いです
銀粉蝶・ゴリネル
女のエゴや醜さを充分に魅せてくれます
かなり濃厚なたたずまいです。
池内エドマンド
野心家の私生児、這い上がろうとする
想いが兄・父を追い詰めて、わが身をも
滅ぼしてしまう
今で言えばイケメンな・・・貴族です
高橋・エドガー
メガネ・・・でびっくり!
ボロ布乞食にまたびっくり(笑)
殺陣あり 騎士姿あり
変幻自在な 高橋エドガー
子と名乗らずに盲いた父を導く姿に・・・
泣かされました
リア王とグロスター伯爵の対話を
見守る姿に・・・
誠実さが見えてくる
山崎・道化
軽いようで軽くない・・地に足がついた道化
リア王の心の迷いを茶化して見透かす
ラップは、ちときつかった?(笑)
大変そうでしたよ~
吉田・グロスター伯爵
子どもに裏切られる悲運の伯爵
王に忠誠を尽くそうとして 両の目の
光を奪われて・・
リア王との二人の対話のシーン
がっぷり四つの芝居と言わせて頂きましょう
見応えありすぎ・・・・
そこに 高橋エドガーがからむ
台詞なしでも動作で、二人へ思いを
語っています
瑳川ケント伯爵
重すぎず・軽すぎず、良い塩梅!
この良い塩梅って とても難しいのですが、
丁度良い感じで~す。
さすが蜷川芝居の常連さん
騎士役・・で悲劇を迎えたリア王を
悲痛な表情の横田・騎士が見守ります
舞台は 能の世界を意識していると
思わせるようなセット
松を書いた背景に 紅梅・白梅の木
シーンを変えて・・
あれは赤い月?それとも太陽でしょうか
また一転 青い空を背景に
荒野を思わせる地に大粒の石が落ちて来たりと
意表をついたもの
音も所々に・・・
笙の笛・鼓を連想させる音が聞こえてきます
そうかと思うと ラップ!(笑)
ファーをふんだんに使った衣装も見ものです
上演時間を前もって調べたら
予定で、3時間40分
13時開演で 終演はなんと5時15分前くらいだった?
・・でも~ 時間忘れさせてましたよ~
コーデリアの死を嘆く リア王に
共に涙して・・・時の過ぎるのも
忘れる舞台でした。
蜷川シェークスピア・シリーズ19弾
『リア王』
舞台では、実は初めてのヒラミキさん
独特の存在感をお持ちの方・・・・・
とよた真帆さん・内山理名さんも舞台ではお初!

ちょっとネタばれしていますので
これからご観劇の方には ここで注意報を発令(笑)
本日のキャスト
リア王・・・・・・・・・・・・平幹二郎
コーデリア・・・・・・・・・内山理名
リーガン・・・・・・・・・とよた真帆
ゴリネル・・・・・・・・・・銀粉蝶
エドマンド・・・・・・・・・池内博之
エドガー・・・・・・・・・・高橋洋
道化・・・・・・・・・・・・山崎一
グロスター伯爵・・・・・吉田剛太郎
ケント伯爵・・・・・・・・瑳川哲朗
オールバニー公爵・・・・・渕野俊太
コーンウォール公爵・・・・廣田高志
オズワルド・貴族・・・・・・手塚秀彰
医者・貴族・騎士・・・・戸井田稔
紳士・貴族・騎士・・・・横田栄司
フランス王・騎士・兵士・・鈴木豊
紳士・貴族・騎士・・・・・・妹尾正文
他(敬称略)
平・リア王
メイク濃い目のご老体です(笑)
でも、確かな王として存在します
朗々とした長台詞のなかから
愚かな過ちや深い悲しみ 孤独感
絶望が、見えて 強いだけではない
人間的な王に思えました
内山・コーデリア
硬い台詞まわし・・・・硬い表情
父への思いを美辞麗句で飾らず
ただ一言 ~なにも!~
伏目がちな憂いが舞台に残ります
とよた・リーガン
美しい気丈な姉姫
その口元から 殺しておけば・・の台詞が
飛び出してくるのは・・・恐いです
銀粉蝶・ゴリネル
女のエゴや醜さを充分に魅せてくれます
かなり濃厚なたたずまいです。
池内エドマンド
野心家の私生児、這い上がろうとする
想いが兄・父を追い詰めて、わが身をも
滅ぼしてしまう
今で言えばイケメンな・・・貴族です
高橋・エドガー
メガネ・・・でびっくり!
ボロ布乞食にまたびっくり(笑)
殺陣あり 騎士姿あり
変幻自在な 高橋エドガー
子と名乗らずに盲いた父を導く姿に・・・
泣かされました
リア王とグロスター伯爵の対話を
見守る姿に・・・
誠実さが見えてくる
山崎・道化
軽いようで軽くない・・地に足がついた道化
リア王の心の迷いを茶化して見透かす
ラップは、ちときつかった?(笑)
大変そうでしたよ~
吉田・グロスター伯爵
子どもに裏切られる悲運の伯爵
王に忠誠を尽くそうとして 両の目の
光を奪われて・・
リア王との二人の対話のシーン
がっぷり四つの芝居と言わせて頂きましょう
見応えありすぎ・・・・
そこに 高橋エドガーがからむ
台詞なしでも動作で、二人へ思いを
語っています
瑳川ケント伯爵
重すぎず・軽すぎず、良い塩梅!
この良い塩梅って とても難しいのですが、
丁度良い感じで~す。
さすが蜷川芝居の常連さん
騎士役・・で悲劇を迎えたリア王を
悲痛な表情の横田・騎士が見守ります
舞台は 能の世界を意識していると
思わせるようなセット
松を書いた背景に 紅梅・白梅の木
シーンを変えて・・
あれは赤い月?それとも太陽でしょうか
また一転 青い空を背景に
荒野を思わせる地に大粒の石が落ちて来たりと
意表をついたもの
音も所々に・・・
笙の笛・鼓を連想させる音が聞こえてきます
そうかと思うと ラップ!(笑)
ファーをふんだんに使った衣装も見ものです
上演時間を前もって調べたら
予定で、3時間40分
13時開演で 終演はなんと5時15分前くらいだった?
・・でも~ 時間忘れさせてましたよ~
コーデリアの死を嘆く リア王に
共に涙して・・・時の過ぎるのも
忘れる舞台でした。
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