2008-06-08 (Sun)✎
なぜ今、忠太郎なのか?
なぜ 母物なのか?
考えながら世田谷パブリックシアターへと
足を運ぶ
~おっかさん 忠太郎でござんす!~
昔ながらのこのセリフ
座長芝居でみえをきりながら言うのが
似合うこの舞台
会場で、買い求めたプログラムに、
演出の渡辺えりさんの 答が載っていた
見えなくなりつつある家族の絆 親子の絆が
ギュっと詰まった脚本
今のこの時代だから 『瞼の母』なのだと。
出演
番場の忠太郎・・・・・・・・・・・・・・・草剛
水熊のおはま・・・・・・・・・・・・・・・大竹しのぶ
半次の母おむら・・・・・・・・・・・・・三田和代
素盲の金五郎・・・・・・・・・・・・・・・高橋長英
銭を乞う老婆/鳥羽田要助・・・・篠井英輔
板前善三郎・・・・・・・・・・・・・・・・・ 高橋克美
おはまの娘お登世・・・・・・・・・・・・・市川ぼたん
寄席帰りの母/女中おふみ・・・・・梅沢昌代
夜鷹おとら・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・神野美鈴
金町の半次郎・・・・・・・・・・・・・・・・・高橋一生
魚屋 熊・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・森本健介
突き膝 善八・・・・・・・・・・・・・・・・・・冨岡弘
半次妹おぬい/小間使いおせう・・西尾まり
洗い方 藤八・・・・・・・・・・・・・・・・・・塚本幸男
母を迎える男 煮方 子之吉・・・野間口徹
歌好きの酔漢/魚屋北
/金五郎の手下・・・・・・・・・・・・・・春海四方
出前持ち孫助/金五郎の手下・・・遠山俊也
宮の七五郎・・・・・・・・・・・・・・・・・・・福井博章
芸者三吉・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ひがし由貴
芸者およつ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・岸昌代 他のみなさん
時代物なので、冒頭にあるように
〇〇でござんす
お控えなすって!
・・・・これは言ってなかったけど・・(笑)
けれど、大衆演劇のように大袈裟に言う
イメージがあるので・・
なんとなく、落ち着かない感じを受ける
忠太郎が、弟分を助け その母の子を思う姿に
自らも母探しの旅に出る
風の便りに伝え聞いた僅かな伝を頼りに
母に会いに行く
しかし その母は、 ごろつきと疑い
我が子と判っても、財産狙いと撥ねつける
草・忠太郎
台詞・殺陣をこなして頑張っています
落ち着いた大人の忠太郎
淡々と語られる台詞で
母への思慕を表現しなくては
ならないので難しいと思う
大竹・おはま
母役の大竹さん
口を突いて出る言葉とは裏腹な
気持ちを表情で表す
涙を見せまいとするしぐさも・・
去っていったわが子を追う足取りも・・・
気性の荒いおはまそのもの。
この方のお芝居 好きです!
3人高橋(笑)
この舞台 高橋さんんが多いっ(笑)
高橋一生さん
高橋長英さん
高橋克美さん
忠太郎の弟分
忠太郎の敵役
母おはまの店の板前とそれぞれの役柄
贅沢なキャスト揃いです
もっともっとそれぞれに出番が欲しい~
篠井さん
老婆は、さすが・・と見てましたが
浪人役で出て来たのには・・えっ~~と!(笑)
しかもあまり強そうじゃなくて・・・・期待通り?
すぐ切られてました (笑)
こんな見方してていいんでしょうか~^_^;
はぁ 贅沢だわ~
女性人も然り
梅沢さん 三田さん 神野さん脇を固めてくれて・・・・
贅沢だわ~
なのに~舞台全体的には、あっさりした感覚を
受けたのは なぜだろう?
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* by hatti
> tiroさま
時代ものなので、先入観がある
・・みたいです(笑)
少しオーバーに決めて欲しい!
出演者も贅沢なのに、あっさりに思えました
主役も、脇役も、もっと見せて欲しいなと
思ってしまいます
大竹さん・草さんの対面シーンは
やはり軸ですね
見応えがありました
草さんの舞台は 初めてでしたが、
30歳くらいの設定なので、思ったよりも
大人の男な役作り
対するしのぶお母さんがけっこう若い
バランスは微妙だったかも・・・と思いませんでしたか?(笑)
時代ものなので、先入観がある
・・みたいです(笑)
少しオーバーに決めて欲しい!
出演者も贅沢なのに、あっさりに思えました
主役も、脇役も、もっと見せて欲しいなと
思ってしまいます
大竹さん・草さんの対面シーンは
やはり軸ですね
見応えがありました
草さんの舞台は 初めてでしたが、
30歳くらいの設定なので、思ったよりも
大人の男な役作り
対するしのぶお母さんがけっこう若い
バランスは微妙だったかも・・・と思いませんでしたか?(笑)
なんとなくあっさりとした感じでしたよね。
「~でござんす」も、何となく言いにくそうに思いましたけれど、やっぱり原作通りにいくと仕方なのでしょうか?(原作をよく知らなくて・・・・)
そういえば、妙に高橋さんが多いですね。
今気付きました(笑)