現在の閲覧者数: 野田版『愛陀姫』8・24第3部 - hatti元気の素 観劇 ミュージカル

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2008-08-26 (Tue)  20:51

野田版『愛陀姫』8・24第3部

6時15分開演 5:55分開場です
雨の降る中、まだ第2部上演中の様子(笑)

開場を早める訳にもいかないので、
入り口はごった返していますが
入場後は とてもスムーズでした

売店での販売も盛んなのと
公演のイヤホンガイドがかなりの数
用意されているのが他劇場では
見かけない風景かも。
英語版もあるらしいですね~

確かに独特な発声と・・・
演目によっては、時代がかったセリフ
わから~~んと思う人が多いのか?
『紅葉狩』では イヤホン・ガイド
借りればよかった?
と ちょっぴり思った(笑)

更科姫実は鬼女・・・・・勘太郎
平惟茂・・・・・・・・・・・・・・橋之助
山神・・・・・・・・・・・・・・・・巳之助
右源太・・・・・・・・・・・・・・高麗蔵
左源太・・・・・・・・・・・・・・亀蔵
局田毎・・・・・・・・・・・・・・家橘
侍女野菊・・・・・・・・・・・・鶴松
腰元岩橋・・・・・・・・・・・・市蔵
  (敬称略)

時間がゆる~りと進む感じを味わいました
舞踊劇・・に分けられる演目らしく
次々と踊りでつないで、
鬼女退治の場面の動きは派手で
激しい部分もあるのに
ゆったりとした印象を、まといますね
今回取れたお席は、
前方だけど花道外で端っこ(笑)
歌舞伎座舞台は 横に長い作りらしい
下手で演じられると 遠かった~
常に左を見ている不自然な状態が
続いたので首も痛い(笑)

『愛陀姫』(野田版)
歌舞伎の形を借りて描かれる
愛の物語(笑)

濃姫・・・・・・・・・・・・・・・・勘三郎
愛陀姫・・・・・・・・・・・・・・七之助
木村駄目助左衛門・・・橋之助
鈴木主水之助・・・・・・・・勘太郎
多々木斬蔵・・・・・・・・・・亀蔵
齋藤道三・・・・・・・・・・・・彌十郎
祈祷師・荏原・・・・・・・・・扇雀
 同 細毛・・・・・・・・・・・福助
織田信秀・・・・・・・・・・・・三津五郎
         (敬称略)

まだ見てなくて ネタばれやぁ~~~よ
と言う人のため ここで一旦改行です(笑)





アイーダは 愛姫陀に
ラダメスは木村某(きむらだめすけざえもん)
アムネリスは濃姫になって、
始まり始まり・・・・・・

濃姫 その父 
濃姫の愛する味方軍の総大将、
捕虜として捕らえられ端女として
身分を隠し濃姫に仕える愛陀姫
敵国の武将である愛陀姫の父

舞台を日本の戦国時代に移して
役割を配しています
戦闘場面は映像を使う・・・って
INOUE歌舞伎を思い浮かんだのは
内緒にしときます(笑)

祈祷師の扇雀さんは、サービス全開~(笑)
思う存分 言葉遊びしてます
ちょっといかがわしい街頭祈祷師ですが、
アイーダと違う部分はこの辺でしょうか?
後半はストーリー的に大事な役どころに
なりますよ~

セットも面白い~
アコーディオンのように伸縮する背景
・・・って説明じゃぁわかり難いよね(笑)
勝ち戦で凱旋する総大将の
乗り物はビニール・・・エアーぞうさん

ぞうですかっ・・・・(*_*)

駄目助左衛門の捕らえられた牢は
しっかりとした木組みの格子で
作られています。

後半では、愛陀姫に 
軍の攻める道筋を
教えてしまったきむらだめすけざえもん
総大将の身からいまや謀反人。
濃姫の救いの言葉にも
耳を貸さず、祈祷師の占いによって
決まったのは、生き埋めの刑。

討たれてしまった父の傍から
逃げ延びて行方知れずの愛陀姫
生き埋めにされた
きむらだめすけさえもんの元に現れ
二人は、共に息絶える・・・
透明なビニールエアー風船が 二つ!
付かず離れずに上に上っていく~

今回の舞台 野田版の売りは
ビニール・エアー〇〇ですか?(笑)  

アイーダは、ヌビアの姫
ラダメスの軍に破れ 奴隷として
女王アムネリスの傍で使えるが、
ラダメスと愛し合うようになる
祖国の民のために愛をあきらめ
立ち上がろうとするアイーダ 

女王として二人に死を宣告する
ラダメスの婚約者のアムネリスの
哀しい決心

この話を 上手く戦国の世に
置き換えてますね
愛陀姫は アイーダより日本的です。

七之助愛陀姫 
可憐なお姫様
歌舞伎の女形の仕種は 
女性より女性っぽい(笑)
 
勘三郎・濃姫・・
物語の中心人物で魅せてくれます
濃姫の、想う人を助けたい心根
拒絶され叶わぬ想い 嫉妬
見事です

橋之助・ラダメス(笑)
ニッポンジンノナマエ
ナガスギマース(笑)
二人から思いを寄せられる色男
木村駄目助左衛門
一途な愛陀姫への想いがよくわかる
わかりすぎて・・・
濃姫が可愛そうになってきますよ~(笑)

確かに歌舞伎なのに、
あまり歌舞伎を感じさせない舞台

これが野田版の歌舞伎なのね

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最終更新日 : -0001-11-30

* by hatti
「愛陀姫」はギリギリ歌舞伎のジャンルに
入いるのでしょうか?
映像を使うのもアリなんでしょうか?(笑)
演劇ばかりのhattiには見やすい作りでした
野田さんだし~(笑)

同じ公演を見ていらしたとは・・・
ご挨拶できなくて残念でしたね
そのうち機会がありましたら・・是非!

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「愛陀姫」はギリギリ歌舞伎のジャンルに
入いるのでしょうか?
映像を使うのもアリなんでしょうか?(笑)
演劇ばかりのhattiには見やすい作りでした
野田さんだし~(笑)

同じ公演を見ていらしたとは・・・
ご挨拶できなくて残念でしたね
そのうち機会がありましたら・・是非!
2008-09-01-23:56 * hatti [ 編集 * 投稿 ]