現在の閲覧者数: 『イノック・アーデン』1・12マチネ - hatti元気の素 観劇 ミュージカル

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石川禅さん応援中! hattiの元気の素、舞台観劇日記です。

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『イノック・アーデン』1・12マチネ

今日は成人の日でお休み!
これ幸いと予定をいれてありました(笑)

TOKYO FMホール 
初めての会場なので、早めに着くように
出かけましたが、余裕の到着で 
さて、開演時間まで何しようか状態でした(笑)

なんとか時間を過ごし、開場です
こじんまりとしたホール
席はB列で、せり出したステージの
直ぐ横でした。

出演は劇団四季退団後 初のステージ
   ・・・・・石丸幹二
ピアノは、石野真穂 (敬称略)

奥まった場所にピアノと椅子が一脚
テーブルには 水が用意されています。

暗転の中 ピアニスト石野さん登場
静かに椅子につきます

流れるようなメロディの中
石丸さんも登場
手には、『イノック・アーデン』の
物語(台本)を持って静かに開きます。

ピアノが鳴り・・・メロディを奏で
音が途切れる それを継いで、
物語を読み始める・・・・・

イノック アニー  フィリップ
幼馴染みの3人は、仲良く兄弟のように
育ちます。
イノックは屈強な海の男
アニーは可愛く美しい女性に・・・
フィリップは、親の後を継いで粉屋にと
大人になった3人

イノックとフィリップは二人とも
アニーを愛するようになり
はっきりと愛を誓うイノックが
アニーと結ばれ、フィリップは
その思いを深く秘めたままでした。

イノックとアニーの幸せな結婚生活、
子供にも恵まれますが
3人目の子は生まれつき病弱でした
家族を守ろうと働くイノックは、ある時
思わぬ事故にあい、仕事を失ってしまいます

アニーに苦労をかけ、何とかしたいと
思ったイノックは 遠い航海に出て
大金を稼ごうと、アニーと子供たちを
家に残し 長い旅に出てしまいます

残されたアニーと子ども達
苦労の中 幼い病弱の子は
天に召されてしまいます。

なかなか言い出せずにいたフィリップは
見かねてアニーに助力を、申し出て、
子供たちを学校に通わせ、
なにくれと面倒を見るようになって、
子ども達にも慕われるようになります。

一方 長い航海に出たイノック
最初は順調だった航海ですが嵐の為
船は難破 小さな無人島に 流され
アニーに連絡を取る事が出来なくなって
しまいます・・・・・・・・

まだまだ 物語は続く
物語は石丸さんの声から 
うねるようにこぼれて来ます。

時にアニーになり、時にイノックになり
フィリップの嘆願するような、
願いも、紡ぎだします
それに、僅かな動きもついて
ひざまずいたり
空の椅子をアニーに見たて
話しかけるように読んだり
舞台の前方に出て 
客席に大きく語りかけたり
ゆっくりと自然な動きでした。
時として 目の前に来る~~(笑)
手を伸ばせば届きそうな位置ですよ~

ピアノの音が追いかけ、絡みながら
歌っています。
静かな会場内で、ピアノの音が
踊り、石丸さんの声が語ります
なんとも贅沢な空間です。

この『イノック・アーデン』と言う作品に
触れるのは実は、2度目!

ピアノと朗読のコラボレーション
どちらに重きをおくか?
読み手の感情の捉え方で多分
大きくその趣を変えると思われるもの

一度目は、コンサート・ホール
ムジカーザの10周年記念の折に
石川禅さんの語りで聞いたことがあって
禅さんの作り出す『語り』の世界に
たっぷりと浸りきって帰って来たのですが
禅さんの作り出す世界とはまた違う
アプローチでした。

作品の中に入って行くイメージの
禅さんの『語り』に対して
一歩、下がって作品を見ている
イメージの石丸さん
物語の全体像に、硬さを感じた
今日の『イノック・アーデン』でした。

終演後、ロビーでお見かけしたのは
たしか 演出の白井さんだったかと・・(笑)

会場で配布されたチラシの中に
公演中止になってしまった
『Super・Monkey~西遊記~』のチラシが
織り込まれていて・・・・・・・
昨日の今日なので、まだそのまま
配布してしまっているようですね。

石丸さんの次回作の 速報チラシも
配布されたので、それはまた次の記事で
お知らせすることにしましょう  (笑)

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