『お月さまのジャン』12・10マチネ

2009-12-10 (Thu)✎

Artist Company 響人～ひびきびと～
まだ立ち上げたばかりのカンパニー

第2回公演『お月さまのジャン』
／ザムザ阿佐谷提携公演

【出演】
ジェフ･････････････吉原光夫
マルスリン･････････上田亜希子(BMI Inc.)
クローテール･･･････高橋卓爾
リシア･････････････広瀬明勇
ルイズ･････････････末次美佐緒(CMA・友情出演)
エディエネット････伊東瞳

公演期間
09年12月09日（水）～12月14日（月）

パリの空の下、一風変わった姉弟、
マルスリンとクローテールがやって来たのは
(お月さまのジャン)とあだ名される
花屋のジェフの家。

ザムザ阿佐ヶ谷の公式HPの公演案内に
チラッと書かれていますが
大人のファンタジーだって！
好みのジャンルらしい～♪

ザムザ阿佐ヶ谷
初めての劇場で････
しかも職場から午後抜けするので
あまり時間的余裕なし（汗）
まっ　なんとか開演時間までには
辿りつきましたけどね。

会場内は土足厳禁でした
これには驚き！
作り付けの段にクッションが
並べられており全席自由席でしたが、
後から来るお客ｻﾏのため詰め合わせて
お掛けください。
･･･と案内がありました～

客席数が少ないので、何処に掛けても
見えないという心配はありません(笑)

舞台が一番低い位置なので見下ろすような
観劇状況　最前に座ると
同じ高さ　本当に目の前での観劇になります。

Read More

ジェフの家の一部屋
ソワソワと来客を待つジェフ

客のため、ボルドーを用意しながら
そんなジェフの様子を楽しげに
見守るようなメイドのルイズ　

待っているのは、ジェフが思いを寄せる
マルスリン　魅力的な女性だが、
彼女には恋人？リシアがいた。

吉原ジェフ
不器用で　理知的で純な男
激しい感情を見せる役が多かったように
思うのでこの役は意外でした

思いっきり優しくて
マルスリンだけを見つめている。
理屈っぽいところもあるけれど
あまりの人の良さに
違和感さえ覚えるほどです
ほぼ、出ずっぱりで
台詞量も多い。

広瀬リシア
この中では常識的な人物かも　(笑)
恋多きマルスリンの浮気の証拠を
つかんで、あちこちと居場所を
探し、もう別れると告げに
来た広瀬リシア
どこかでお目にかかれそうな人物です

上田マルスリン
ある意味直情的というか
自分にとても素直な女性
恋多き女性でもあります。
リシアと修羅場のような別れ
ジェフの胸に飛び込んだはずなのに
ジェフに隠れて次の恋に
身を任せている。
最後のシーンの彼女の
心に動きは･･･すこし
わかり難かった。

高橋クローテール
マルスリンの弟
自称　作曲家！
けれど実際は、お調子者？
なにをやっても身に付かず
マルスリンの後をついて
廻っている。
ジェフの優しさに
彼もだんだんと変わってゆく。

伊東エディエネット
ジェフとマルスリンの結婚後の
若いメイド。
マルスリンの浮気を手伝い
連絡係りまで、やっている。

ジェフ･マルスリン･クローテール
3人の話すシーンでは
ちょっとしたタイミングで
笑いが起きています。

決して喜劇じゃないのに、
ちょっとした事が可笑しい～

最後のシーンは、
ちょっとホロっとさせて

　♪ハッピーエンド

上演時間2時間10分･･休憩15分
お芝居を見たなぁ～と
思わせる舞台でした。

関連記事