現在の閲覧者数: 戯伝『SHARAKU』4・10マチネ - hatti元気の素 観劇 ミュージカル

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戯伝『SHARAKU』4・10マチネ

この『SHARAKU』
出演者の顔ぶれは
『レ・ミゼ』率が高い!

まずは、バルジャンでしょ
マリウス・コゼット 
アンジョなんて二人もいるよ(笑)
石井フイィもだし
昔を辿れば 高谷さんもだし~


会場:青山劇場

出演
斉藤十郎兵衛・・・・・・・橋本さとし
おせい・・・・・・・・・・・・・大和悠河
鉄蔵(葛飾北斎)・・葛山信吾
浮雲・・・・・・・・・・・・・・ソニン
与七(十返舎一九)・・東山義久
大田南畝・・・・・・・・・・・岸祐二
喜多川歌麿・・・・・・・・・小西遼生

おるみ・・・・・・・・・・・・・辛島小恵
おくき・・・・・・・・・・・・・高谷あゆみ
おうい・・・・・・・・・・・・・林 希
中山富三郎・・・・・・・・・石井一彰
市・・・・・・・・・・・・・・・・・・遠山大輔
蔦屋丁稚・・・・・・・・・・・海老澤健次

鶴屋喜右衛門・・・・・・・コング桑田
蔦屋重三郎・・・・・・・・・山路和弘
      (敬称略)

わずかの時期に
100枚以上の絵を残し
消えた謎の絵師

 東洲斎写楽

写楽は・・・・実は女だった!
奇想天外な設定の
 『SHARAKU』

時の人気浮世絵師 歌麿は
今まで世話になった版元
蔦屋と袖をわかち 鶴屋と手を組む。

人気絵師に去られて痛手の
蔦屋の所に売り込みに来た十郎兵衛
けれど、絵が使い物になるわけもなく
追い返されるが、今までの浮世絵とは
まるで違う絵を描くおせいと出会い
おせいの絵を自分の絵として
売り込み一攫千金を狙う。

最初に見せられた絵とは 違う絵を
持ち込み 自分を売り込む十郎兵衛を
怪しみながらも、懐に入れる蔦屋

おせいの描く絵は 十郎兵衛の絵として
売り出され 一世を風靡する。

十郎兵衛が 初めて蔦屋に
絵を売り込みに来た時に居合わせた
歌麿は、なにか納得が行かず
面白くない・・・


橋本・・・十郎兵衛
さとしさんの味を生かしてる
十郎兵衛ですよね~(笑)

ちょっとお調子者で
ハッタリが効く
でも土壇場では、
男・・・です!

大和・・・おせい
絵を描く事だけにしか
興味がない・・・おせい

ちょっと、中途半端な
キャラだったような気がする。
死を目前にした浮島を見た
写楽・・・・単なる笑顔?
席が遠い所為もあるのかな

狂気じみた写楽の激しさが
見えて来なかった。

あの柔らかな台詞回しの
せいもあるのかもしれないけど・・・・
歌も不安定だったみたい。
歌を聴きながら
ちょっとハラハラ
しちゃうのが残念~

葛山・・・・鉄蔵
後の葛飾北斎です。
おせいとの関わりが、
絵を変え、生き方を変え・・・
思わぬ北斎でした。

ソニン・・浮雲
一途な浮雲。
怖い程です

写楽に描かれる事によって
何かが変わる。
心の糸が張り詰めた浮雲に
目を奪われます。

東山・・・・与七
岸・・・・太田
小西・・・歌麿
少し意外な役回りかも・・・(笑)

十郎兵衛と蔦屋の周りで
身軽に絡む 
東山・・与七

岸・・太田もなかなか目立つ。
不器用そうな、武士役(爆)

小西・・・歌麿
クールで神経質そうで・・
絵になる男!
いや 実際は絵師ですから
絵を描く男な訳ですが・・・・(笑)

コング・・・鶴屋
山路・・・蔦屋がキッチリ締める。

写楽の消えた訳を そう持って
くるんですね(笑)
全体的には、良く出来てる
お話じゃないでしょうか(笑)

衣装も 髪型も一風変わってて
面白いしネ

最後のカテコ
橋本・・・十郎兵衛と
大和おせい 二人並んで
深々と頭を下げて・・・と思ったら

さとしさん・・
大和さんをおいて
スタコラ逃げるように
捌けて行きました。(笑)

残された大和さん
笑いながら も一度手を振ながら
舞台袖に 捌けて行って幕。

いい感じのコンビぶりでしたよ~♪(笑)



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