2006-02-19 (Sun)✎
皆様の見て来たよ~・・という声を聞きながら
この日を待っていました
ようやくの観劇日です
アンナ・カレーニナ役・・・・・・・・・・・・・一路真輝
アレクシス・ヴロンスキー役・・・・・・・・井上芳雄
コンスタンティン・レイヴィン役・・・・・葛山信吾
スティーバ役(アンナの兄)・・・・・・・・・小市慢太郎
キティ・アレクサンドロヴィーナ役
(アンナの義理の妹)・・・・・・・・・・・・・・・新谷真弓
プリンセス・ベッティ役
(ヴロンスキーの従妹)・・・・・・・・・・・・・・春風ひとみ
ニコライ・カレーニン役(アンナの夫)・・山路和弘
セリョージャ ・・・・・・・・・・・・・・・・夏目卓実
アンサンブル
乾あきお 佐久間義也 中山昇 繩田晋 ひのあらた
伽藍淋 高畠ゆうみ 中村友里子 福麻むつ美
BELLE ももさわゆうこ
大体のスト-リ-はご存知の方も多いと思います
原作はトルストイですから・・・
この物語を 舞台に・・・それもミュージカルにして
どうなるんだろう???と原作は読まなかったけど
映画版も見て、真面目に予習までしましたヨ(笑)
さて、ル・テアトル銀座『アンナ・カレーニナ』開幕です!
舞台では吹雪舞う大地 列車内でのアンナとヴロンスキー
二人の出逢いから 始まります
アンナとニコライの暮す屋敷内や
アンナの兄スティーバの屋敷内などの場面が多いので
寒冷の地での物語ということをあまり意識しないのが
映画版と違うところで 舞台では登場人物たちが
それぞれとても魅力的です
アンナ
世間の常識に抗う事なく年上の夫と
何不自由なく暮らして来たアンナが、
ヴロンスキーの情熱に戸惑いながらも
不器用に愛に生きる姿を見せてくれたと思う
彼女の演じるアンナは、とても寂しい人
心の隙間を誰も埋めてはくれず
アレクシスにさえ その思いを
解ってはもらえなかったのだ
アレクシス
ただ真っ直ぐにアンナを愛する・・・
愛する事が、アンナを追い詰めてゆく二幕
わずかなすれ違いも 世間の常識も
すべてがアンナにとっては
不安をあおる出来事だった事に気づいてない
若さゆえ・・・か
恋する素敵な将校・・で華があります
レイヴィン
温かな人物 キティに恋してプロポーズするが
断られてしまい あの黒板の アルファベットには・・・(笑)
・・・ミュージカル初演との事だけど
レイヴィン役 似合っているし好演です 歌もOK!
キティ
明るいキティ! 一言です(爆)
台詞まわしに癖があります
なぜか 佐藤玉緒さんを思い出した~
歌の場面では あらっ?
ファルセットと地声の切り替えが不安定
心配させてくれます ^_^;
ベッティ
あの~ダンス場面にぶっ飛びました
さすが春風さん やっちゃうんですね(笑)
ドレス姿もあでやかで、可愛いです
ヴロンスキーに警告するところや
アンナ&ヴロンスキーの二人の
新生活場面のちょっとお隣の
おば様的なところが 上手いです
ニコライ
融通のきかない仕事一途の夫
アンナの寂しさに気づいてはいても
なす術を知らない・・・・
このニコライ・カレーニンも寂しい人です
アンナを愛しているのが解ります
もし・・・戻って来るなら
やっとの思いの一言も、遅かったのです
アンサンブルで気になるのが
乾あきおさん
車掌・・列車事故場面など
貴族として・・・素敵なタキシード姿を見せてくれたり
華麗なダンスも・・・大忙しです(笑)
ミス・サイゴン プロデューサーズなどの
アンサンブルでも 出演されていたのでした
あっ~と
スティーバ・・・についての感想が抜けてしまいました(汗)
場面・場面で あまり軽い感じにもならず
明るい好人物を演じてらっしゃいました
笑いを取る間もお上手な方ですね~
舞台『アンナ・カレーニナ』は独特な世界を
作り出しています
魅力的なキャストで、魅力的な舞台!
チケットが買えれば 絶対リピートするのにな~♪
この日を待っていました
ようやくの観劇日です
アンナ・カレーニナ役・・・・・・・・・・・・・一路真輝
アレクシス・ヴロンスキー役・・・・・・・・井上芳雄
コンスタンティン・レイヴィン役・・・・・葛山信吾
スティーバ役(アンナの兄)・・・・・・・・・小市慢太郎
キティ・アレクサンドロヴィーナ役
(アンナの義理の妹)・・・・・・・・・・・・・・・新谷真弓
プリンセス・ベッティ役
(ヴロンスキーの従妹)・・・・・・・・・・・・・・春風ひとみ
ニコライ・カレーニン役(アンナの夫)・・山路和弘
セリョージャ ・・・・・・・・・・・・・・・・夏目卓実
アンサンブル
乾あきお 佐久間義也 中山昇 繩田晋 ひのあらた
伽藍淋 高畠ゆうみ 中村友里子 福麻むつ美
BELLE ももさわゆうこ
大体のスト-リ-はご存知の方も多いと思います
原作はトルストイですから・・・
この物語を 舞台に・・・それもミュージカルにして
どうなるんだろう???と原作は読まなかったけど
映画版も見て、真面目に予習までしましたヨ(笑)
さて、ル・テアトル銀座『アンナ・カレーニナ』開幕です!
舞台では吹雪舞う大地 列車内でのアンナとヴロンスキー
二人の出逢いから 始まります
アンナとニコライの暮す屋敷内や
アンナの兄スティーバの屋敷内などの場面が多いので
寒冷の地での物語ということをあまり意識しないのが
映画版と違うところで 舞台では登場人物たちが
それぞれとても魅力的です
アンナ
世間の常識に抗う事なく年上の夫と
何不自由なく暮らして来たアンナが、
ヴロンスキーの情熱に戸惑いながらも
不器用に愛に生きる姿を見せてくれたと思う
彼女の演じるアンナは、とても寂しい人
心の隙間を誰も埋めてはくれず
アレクシスにさえ その思いを
解ってはもらえなかったのだ
アレクシス
ただ真っ直ぐにアンナを愛する・・・
愛する事が、アンナを追い詰めてゆく二幕
わずかなすれ違いも 世間の常識も
すべてがアンナにとっては
不安をあおる出来事だった事に気づいてない
若さゆえ・・・か
恋する素敵な将校・・で華があります
レイヴィン
温かな人物 キティに恋してプロポーズするが
断られてしまい あの黒板の アルファベットには・・・(笑)
・・・ミュージカル初演との事だけど
レイヴィン役 似合っているし好演です 歌もOK!
キティ
明るいキティ! 一言です(爆)
台詞まわしに癖があります
なぜか 佐藤玉緒さんを思い出した~
歌の場面では あらっ?
ファルセットと地声の切り替えが不安定
心配させてくれます ^_^;
ベッティ
あの~ダンス場面にぶっ飛びました
さすが春風さん やっちゃうんですね(笑)
ドレス姿もあでやかで、可愛いです
ヴロンスキーに警告するところや
アンナ&ヴロンスキーの二人の
新生活場面のちょっとお隣の
おば様的なところが 上手いです
ニコライ
融通のきかない仕事一途の夫
アンナの寂しさに気づいてはいても
なす術を知らない・・・・
このニコライ・カレーニンも寂しい人です
アンナを愛しているのが解ります
もし・・・戻って来るなら
やっとの思いの一言も、遅かったのです
アンサンブルで気になるのが
乾あきおさん
車掌・・列車事故場面など
貴族として・・・素敵なタキシード姿を見せてくれたり
華麗なダンスも・・・大忙しです(笑)
ミス・サイゴン プロデューサーズなどの
アンサンブルでも 出演されていたのでした
あっ~と
スティーバ・・・についての感想が抜けてしまいました(汗)
場面・場面で あまり軽い感じにもならず
明るい好人物を演じてらっしゃいました
笑いを取る間もお上手な方ですね~
舞台『アンナ・カレーニナ』は独特な世界を
作り出しています
魅力的なキャストで、魅力的な舞台!
チケットが買えれば 絶対リピートするのにな~♪
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* by hatti
こんばんは~♪
カレーニンのあの歌あたりからやられて
涙を抑えるのが大変になりました
1マイしかチケットが取れなかったのですが
もっと見たい舞台ですね
カレーニンのあの歌あたりからやられて
涙を抑えるのが大変になりました

1マイしかチケットが取れなかったのですが
もっと見たい舞台ですね
* by sugar
先週行ってきました。
しんしんと降りしきる雪がよかったですね~。
一幕までは、(う~ん、それぞれに魅力的だし健闘してるんだけど、
何かもう一押し欲しい・・)と思いながら、観ていたのですが、
私も2幕の山路さんにヤラれました(T_T)
2幕の曲は、アンナがいなくなってから彼女の存在の大切さに
気付いた、というより、一幕の一見冷たそうにしてた時から
カレーニンは常に日々そう思っていたのね・・という
感じで切なかったですね~。
寝室に向かいながらの「・・すぐに来るか?」と尋ねた台詞と、
「いいえ」と言われた後の山路さんの間合いに、夫婦という関係の
中でのリアリティがすごく感じられて、あれは大人な場面だったなぁ・・
セリョージャへの厳しさに秘めた愛おしい思いとか、
アンナの死後、遺された女の子をとても可愛がってると語られてた
ところなどなど・・一幕の苦りきった抑えた芝居あってこそ、の
泣きどころ満載の山路カレーニンに、私も周りを気にしつつ、
鼻すすり禁じ得ず(笑)。
というわけで、今回一番期待していた初・山路さんには
大満足でした^^
ああいう愛溢れてるのに愛情表現がヘタで、実直不器用な夫、という
役どころで来られちゃうとね~(笑)。そこ、私たち弱いんだから(爆)。
しんしんと降りしきる雪がよかったですね~。
一幕までは、(う~ん、それぞれに魅力的だし健闘してるんだけど、
何かもう一押し欲しい・・)と思いながら、観ていたのですが、
私も2幕の山路さんにヤラれました(T_T)
2幕の曲は、アンナがいなくなってから彼女の存在の大切さに
気付いた、というより、一幕の一見冷たそうにしてた時から
カレーニンは常に日々そう思っていたのね・・という
感じで切なかったですね~。
寝室に向かいながらの「・・すぐに来るか?」と尋ねた台詞と、
「いいえ」と言われた後の山路さんの間合いに、夫婦という関係の
中でのリアリティがすごく感じられて、あれは大人な場面だったなぁ・・
セリョージャへの厳しさに秘めた愛おしい思いとか、
アンナの死後、遺された女の子をとても可愛がってると語られてた
ところなどなど・・一幕の苦りきった抑えた芝居あってこそ、の
泣きどころ満載の山路カレーニンに、私も周りを気にしつつ、
鼻すすり禁じ得ず(笑)。
というわけで、今回一番期待していた初・山路さんには
大満足でした^^
ああいう愛溢れてるのに愛情表現がヘタで、実直不器用な夫、という
役どころで来られちゃうとね~(笑)。そこ、私たち弱いんだから(爆)。
* by hatti
雪は、特殊な人工雪?でしょうか
溶けて無くなってますよね
山路さん、かなり以前に禅さんご出演の『ムーラン・ルージュ』で舞台を拝見してるんです
今回はミュージカルなので、山路さんの名前をみて驚きました。しか~し(笑)蓋を開けて見れば
男っぽい >愛情表現がヘタで実直不器用な夫
という泣き所を責めてくる役作り 参りました~
アンナが出て行った後のセリョージャとのふれあいが、また魅せてくれます 厳しくても愛している事が
伝わりますね う~~また見たい!
溶けて無くなってますよね
山路さん、かなり以前に禅さんご出演の『ムーラン・ルージュ』で舞台を拝見してるんです
今回はミュージカルなので、山路さんの名前をみて驚きました。しか~し(笑)蓋を開けて見れば
男っぽい >愛情表現がヘタで実直不器用な夫
という泣き所を責めてくる役作り 参りました~
アンナが出て行った後のセリョージャとのふれあいが、また魅せてくれます 厳しくても愛している事が
伝わりますね う~~また見たい!
* by うーさま
雪も素敵でしたね~。
ヴロンスキー伯爵は、やっぱり若さゆえの暴走だったのかなあ…、アンナを本当に「愛」していたのかなあ、とか後からいろいろ考えてしまいました。
私もTBさせていただきますね~。
ヴロンスキー伯爵は、やっぱり若さゆえの暴走だったのかなあ…、アンナを本当に「愛」していたのかなあ、とか後からいろいろ考えてしまいました。
私もTBさせていただきますね~。
* by hatti
> うーさま 様
TB有難う御座いま~す
チケ戦線が、厳しくてリピ出来ないのが残念です
雰囲気もよく、若さゆえの情熱が見えたヴロンスキー
目立ちますね。カレーニンも渋くて素敵でした(^^♪
TB有難う御座いま~す
チケ戦線が、厳しくてリピ出来ないのが残念です
雰囲気もよく、若さゆえの情熱が見えたヴロンスキー
目立ちますね。カレーニンも渋くて素敵でした(^^♪
私もTBさせていただきました~
レイヴィン、私もはまり役だと思いました(笑)
なんだかよくわからないけど、あの髪型も好きです。
黒板アルファベットのシーンは明るくって救われました。
カレーニンが歌う歌にはぐっときますよね・・・あの歌を聴くまではひどいおやじだとばっかり思っていたのに・・・。