現在の閲覧者数: 『赤坂歌舞伎』7・20マチネ - hatti元気の素 観劇 ミュージカル

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『赤坂歌舞伎』7・20マチネ

14:00開幕 16:10終演予定
休憩20分ありで
意外と短い 赤坂歌舞伎。

赤坂ACTシアター
『人情話文七元結』『鷺娘』

都内某所より移動。
地下鉄を乗り継ぎ予定どおり
20分前の赤坂到着でした。

筋書きを買い 座席へ
サイドの通路側、

前の席の方に視界をふさがれる事が
心配いらないお席(笑)
おまけに下手寄り席だったので
客席おりで去ってゆく勘三郎さん
目の前で一芝居、
嬉しいお席でしたねぇ~(笑)

『人情噺文七元結』
お話は聞いた事のある様な人情物
博打に手を出し 年越しも出来ない
左官の長兵衛のお話だ。

左官の長兵衛  中村勘三郎
女房お兼    中村扇雀
和泉屋手代文七 中村勘太郎
家主甚八    井之上隆志
鳶頭伊兵衛   片岡亀蔵
和泉屋清兵衛  坂東彌十郎
角海老女房お駒 片岡秀太郎
長兵衛娘 お久 中村芝のぶ
 他のみなさん

長兵衛は、博打に手を出し
家賃は滞り 米屋 酒屋にも
借金を作り年越しもままならない。

よくある人情噺でしょ
大家さんが 家賃溜めても
面倒みてくれたりする・・・・(笑)

落語から来ている噺らしく
ホロっと来ます。
でも笑いもしっかりと
散りばめられている

身投げをしようとする
文七と長兵衛のやりとりは
見所ですね
笑いをとりながらも
金をおいてゆく長兵衛

タッタッタと駆け抜けてゆく
このシーン 客席から下手ドアへ
抜けてゆくんです。

この後の展開がまた可笑しい。
まる~く おさまるまでの
和泉屋清兵衛と文七
長兵衛とお兼の行動が 
またまた 笑いを誘います。
 
赤坂歌舞伎、わかりやすく
歌舞伎を見せてくれますね。

休憩後は七之助さんの
『鷺娘』
白装束で雪の舞い散る中
静かに踊る様は 別世界に
誘ってくれます。

一転 引き抜きで
色鮮やかな衣装に変化。

さらに変化しては
鷺の精の 恋と命を
舞で魅せます。

深々と降る雪吹雪も
舞台効果満点
背をそらせ 今にも
頭が床に着きそうな 
海老反りも凄いですね。

儚い夢のような
二幕も美しい舞台でした。

毎年楽しみな
赤坂歌舞伎です。

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