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2006-03-01 (Wed)  21:51

『アルジャーノンに花束を』3.1マチネ

博品館劇場にて・・・・・

[原作]ダニエル・キイス
[劇作・脚本]
[演出]荻田浩一
[出演]
 浦井健治  チャーリー・ゴードン
 安寿ミラ  アリス・キニアン/ローズ(回想) 
 永山たかし  バート・セルドン/フランク/リロイ
 森新吾   アルジャーノン/アーニィ
       白痴のウエィター/チャーリー(子供)
 小野妃香里 フェイ・リルマン/ジョー
 朝澄けい  ヒルダ/ファニィ /ローズ(回想)/ノーマ     
 小田島クリスティン ルシル/エレン/ノーマ(回想)
 戸井勝海  ハロルド・ニーマー教授/ギンビィ    
 宮川浩   ジェイ・ストラウス博士/アーサー・ドナー
       マット 

   あの~ あの~  おしえてくださーい 
   よみかたやかきかた・・・
   ぼくわかしこくなりたいでーす・・・

ピュアで明るく善意しか知らないチャーリーの声でした
32さいになりまーす
  (32さいには見えないんですけど~)

無垢な少年のイメージです
えーと 個人的には 19さいくらいに・・(笑)
 
原作を読まれた方は多いと思いますが、
あの『経過報告』だらけの世界が、
舞台の上で 動き始めました

研究所に来たチャーリー
試験を受ける様子や アリスとの出逢い
家族との関係や 小さい時の母親とのトラウマ
急速に知能が変化してゆく
それに伴う 周囲の変化
かなり原作に忠実に描かれています


浦井チャーリー
しっかりチャーリーですね 熱演です
32さいには見えないくても 
この舞台で チャーリーとして
存在していて
ミュージカルなので 歌もあり
かなり曲も多いですが、台詞として
歌っていると感じます

宮川ストラウス博士
チャーリーに対して
誠実に接していて い~~い人役
マット(父)役になると 演じ方が
まるで変わります
父に褒められたいチャーリーの嘆きと・・
息子と気づかない父との
やり取りは少し切ないです
そして ドナー(パン屋のオーナー)
チャーリーを愛してくれた人です
温かで、チャーリーの故郷
良く響く歌声も素敵です


戸井ニーマー教授
久しぶりに歌声を聞きました(笑)
今回の舞台では 
嫌味な教授役&ちょっとずるいパン屋の先輩?
教授では出世や名誉のため、チャーリーを見下したり
チャーリーを傷つけたり (嫌味度数かなり高し・・) 
エプロンをつけパン屋に変身すると
オーナーに内緒で売り上げをごまかし
利口になったチャーリーに咎められると
逆切れ・・・・(笑)
原作どおりですが、かなり凄みをきかせ
チャーリーに絡んでます 


安寿アリス
お綺麗&歌声もさすが
チャーリーの先生役
術後 チャーリーが変わった後では
恋人のようなその繋がりは 
すぐ切れてしまいそうな細い糸のように
危うく見えます


森アルジャーノン
あんな表現で ねずみなんて反則?(爆)
驚きました
舞台に溶け込んでいて存在感もあり面白い!

小野フェイ
チャーリーとはまるで違う性格で
チャーリーに惹かれる役
原作よりあっさりとした登場かな
全部は入れられないから仕方の無い事

永山バート
研究所での助手役・・・他
めがねくん いい感じでチャーリーに絡んでいます

小田島クリスティン
パン屋の同僚でチャーリーをからかったり
妹役でも健闘 

朝澄ヒルダ
他にもノーマ&ローズと忙しいです
回想シーンでは役が代わり
ちとわかりにくい気もしたなぁ

少人数での舞台でもきっちり見せてくれていると感じました
ネタばれになってしまいますが・・・・



舞台セットは 二十日ねずみの檻によく有るような
観覧車のような大きな・・なんていうのかな あれ
その前に いくつかのキャスターのついた衝立
時に アルジャーノンの試験用の迷路になり
チャーリーの試験を受ける部屋になったり・・・

研究所では 濃いグレーの白衣のような上着を
着ているが・・・舞台上で上着を取りエプロンを付けて
パン屋のドナーやファニィやギンビィに役代わりをする

パン屋への舞台変換 すこし強引な場面転換に
感じるところも有るけれど・・・
それを気にする隙を与えず 次のシーンに
連れていってくれる

やがて・・アルシャーノンの知能が退化し始めて
チャーリーは自分の運命を知る
結末はわかっています

アルジャーノンは死んでしまい
チャーリーもやがて 物事が覚えられなくなり
退化していく

原作では
~ついしん
 どーかついでがあったらうらにわのアルジャーノンの
 おはかに花束をそなえてやてください~

舞台でも アルジャーノンに 花が手向けられ
涙が止まらなくて・・・・ 困った!
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最終更新日 : -0001-11-30

* by CHAKO
浦井君の白い衣装と、研究者達のグレーの衣装が
とても効果的に見えましたね。
浦井君、本当にすごかった。
練習の為にTBなるものをさせていただきます。
ちゃんとできるかな・・・

* by くまのすけ
う…やっぱり観にいけばよかったかな。浦井君のチャーリー。

「アルジャーノン~」はユースケのドラマしか知らないんですが、やっぱり号泣してしまった記憶があります。
そのうちにWOWOW辺りで放送しませんかねぇ?

* by うーさま
観たかったです~、すごく。
オギーワールドは難しいものが多いのですが、とても好きなのです。
hattiさまのレポ読んだだけでも
最後泣けてきました…。

* by えりこ
hattiさん、こんにちは!
同じ日の同じ空間で観劇されてたんですね~。ひょっとしたらものすごく近かったかも(笑)。
浦井君のチャーリーは本当によかったです。子供のようなチャーリーから天才チャーリーに移行する流れもとても自然だったと思いますし、ラストの涙を流しながらの演技にはほんと泣かされました・・・。
お墓に花を手向けるシーン、とてもあったかくて感動的でした。

* by hatti
> CHAKO さま
TB有難う御座いま~す♪
期待して見に行き、大満足で帰宅しました
舞台上でのパン屋さんへの変わり身は
ちょっと意外でしたが面白いですね
楽しませて頂ました

> くまのすけ さま
知らずに見過ごしてしまい
後で後悔・・・が山ほどあります(笑)
生の迫力が捨て難い~~
ドラマのほうは完全に見過ごしてますね(爆)
最近元気なWOWOWで
放映してくれたら 嬉しいですね

> うーさま さま
感動の舞台でした
原作を知っていなくても きっと
泣かされた事でしょう
特に最後のシーン
しっかり舞台でも使ってくれて
嬉かったですね

> えりこ さま
TB有難う御座いま~す
同じ日のチケットを同じ某所に
お願いしたのですね
本当に近いお席だったかも?
ベストポジションのお席をご用意
頂ましたから(笑)
素晴らしい舞台で 帰り道にも
すこし涙ぐんでしまい
ごまかすのが大変でした(爆)

* by ゆん
確かに32歳には見えなかったですね(笑)
けど素晴しかったですよね~v-360
もう一度観たかったです・・・。
Blogの引っ越しをしました。
リンクに加えさせていただきましたm(_ _)m

* by hatti
> ゆん さま
アルジャーノンに花束を・・
時間的に余裕があれば もう一度
見たい作品でしたね

リンク有難う御座いま~す
お引越し大変でしたね
そしてFC2へようこそ!(笑)
これからも引き続きよろしくで~す (^^♪

* by midori
初めまして!
くまのすけ様のトラバから飛んできました。
切なく苦しいけれど、心に残る舞台…。
今も、こうして感想を拝見していると色々と蘇ってきます。
(*><*)

* by hatti
> Midori さま

コメント有難うございます
『アルシャーノンに花束を』
心に残る舞台でしたね
感動をもらえた舞台でした(泣)
そんな時はBlog記事は
長くなる傾向があります(笑)
これからもよろしくお願いしますね

* by midori
hattiさま
拙ブログへの来訪、コメント&トラバありがとうごさいました!
こちらからもトラバしたかったのですが、上手くいかなかったんです。
(><)
URLに私の感想をアップした日のアドレスを入れました。
(^^;
過分のお褒めの言葉、恐縮しつつ、とっても嬉しかったです!
励みになります!!
p(^^)q
これからも、どうぞよろしくお願いします。
m(__)m

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浦井君の白い衣装と、研究者達のグレーの衣装が
とても効果的に見えましたね。
浦井君、本当にすごかった。
練習の為にTBなるものをさせていただきます。
ちゃんとできるかな・・・
2006-03-01-23:47 * CHAKO [ 編集 * 投稿 ]

う…やっぱり観にいけばよかったかな。浦井君のチャーリー。

「アルジャーノン~」はユースケのドラマしか知らないんですが、やっぱり号泣してしまった記憶があります。
そのうちにWOWOW辺りで放送しませんかねぇ?
2006-03-02-09:26 * くまのすけ [ 編集 * 投稿 ]

観たかったです~、すごく。
オギーワールドは難しいものが多いのですが、とても好きなのです。
hattiさまのレポ読んだだけでも
最後泣けてきました…。
2006-03-02-15:51 * うーさま [ 編集 * 投稿 ]

hattiさん、こんにちは!
同じ日の同じ空間で観劇されてたんですね~。ひょっとしたらものすごく近かったかも(笑)。
浦井君のチャーリーは本当によかったです。子供のようなチャーリーから天才チャーリーに移行する流れもとても自然だったと思いますし、ラストの涙を流しながらの演技にはほんと泣かされました・・・。
お墓に花を手向けるシーン、とてもあったかくて感動的でした。
2006-03-02-17:34 * えりこ [ 編集 * 投稿 ]

> CHAKO さま
TB有難う御座いま~す♪
期待して見に行き、大満足で帰宅しました
舞台上でのパン屋さんへの変わり身は
ちょっと意外でしたが面白いですね
楽しませて頂ました

> くまのすけ さま
知らずに見過ごしてしまい
後で後悔・・・が山ほどあります(笑)
生の迫力が捨て難い~~
ドラマのほうは完全に見過ごしてますね(爆)
最近元気なWOWOWで
放映してくれたら 嬉しいですね

> うーさま さま
感動の舞台でした
原作を知っていなくても きっと
泣かされた事でしょう
特に最後のシーン
しっかり舞台でも使ってくれて
嬉かったですね

> えりこ さま
TB有難う御座いま~す
同じ日のチケットを同じ某所に
お願いしたのですね
本当に近いお席だったかも?
ベストポジションのお席をご用意
頂ましたから(笑)
素晴らしい舞台で 帰り道にも
すこし涙ぐんでしまい
ごまかすのが大変でした(爆)
2006-03-02-22:05 * hatti [ 編集 * 投稿 ]

確かに32歳には見えなかったですね(笑)
けど素晴しかったですよね~v-360
もう一度観たかったです・・・。
Blogの引っ越しをしました。
リンクに加えさせていただきましたm(_ _)m
2006-03-03-00:21 * ゆん [ 編集 * 投稿 ]

> ゆん さま
アルジャーノンに花束を・・
時間的に余裕があれば もう一度
見たい作品でしたね

リンク有難う御座いま~す
お引越し大変でしたね
そしてFC2へようこそ!(笑)
これからも引き続きよろしくで~す (^^♪
2006-03-03-23:48 * hatti [ 編集 * 投稿 ]

初めまして!
くまのすけ様のトラバから飛んできました。
切なく苦しいけれど、心に残る舞台…。
今も、こうして感想を拝見していると色々と蘇ってきます。
(*><*)
2006-03-07-13:18 * midori [ 編集 * 投稿 ]

> Midori さま

コメント有難うございます
『アルシャーノンに花束を』
心に残る舞台でしたね
感動をもらえた舞台でした(泣)
そんな時はBlog記事は
長くなる傾向があります(笑)
これからもよろしくお願いしますね
2006-03-07-21:16 * hatti [ 編集 * 投稿 ]

hattiさま
拙ブログへの来訪、コメント&トラバありがとうごさいました!
こちらからもトラバしたかったのですが、上手くいかなかったんです。
(><)
URLに私の感想をアップした日のアドレスを入れました。
(^^;
過分のお褒めの言葉、恐縮しつつ、とっても嬉しかったです!
励みになります!!
p(^^)q
これからも、どうぞよろしくお願いします。
m(__)m
2006-03-07-23:59 * midori [ 編集 * 投稿 ]

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