現在の閲覧者数: 『トロイアの女たち』9・11マチネ - hatti元気の素 観劇 ミュージカル

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『トロイアの女たち』9・11マチネ


過去に四季作品で見た
『アンドロマック』
『トロイ戦争は起こらないだろう』

名前はちょっと違っても
エクトール(へクトル)
パリス 
エレーヌ(ヘレン)
カッサンドル 
ユリス
エキューブ(へカペー)
など登場人物が同じ。

アンドロマックの目を通して
見たそのタイトルも
『アンドロマック』
エクトールの目を通して
見た『トロイ戦争は・・』

初めて触れるお話じゃあ
ないから、登場人物の
位置づけが す~~と
入って来る。

『トロイアの女たち』文学座アトリエ公演
収容人員174名って
書いてあったかな?

演出は松本祐子さん
この作品は
王妃へカペーをメインに
そして侍女(コロス)たちに
運命を語らせる。
四季作品とは大きく視点を
変えている。

ヘカペー・・・・・・・・・・倉野章子
アンドロマケ・・・・・・塩田朋子
カッサンドラ・・・・・吉野実紗
ヘレネ・・・・・・・・・・・松岡依都美
メネラオス・・・・・・・石田圭祐
タルテュピオス・・・坂口芳貞

兵士・・・・・・・・・・・・・・細貝光司
兵士・・・・・・・・・・・・・・清水圭吾

コロス
藤堂陽子 山本道子 つかもと景子
奥山美代子 佐藤麻衣子 頼経明子
増岡祐子 木下三枝子(敬称略)


舞台の両側に客席を作り
シンプルな・・・それでいて
殺戮の跡を思わせる赤い床面。

倒され 赤く似られた椅子が
置かれている・・・・
舞台転換はなくて
そのまま一気に見せてくれます。

ストーリー
奴隷として捕らわれ
明日の命さえわからない
王妃へカペーと女たちのもとに
次々と不幸の知らせ

娘の一人は殺され
巫女だったもう一人の娘
カッサンドラも敵国の武将に
褒美として与えられると言う

息子ヘクトルを殺され
その妻アンドロマケも
敵国に連れ去られようとしている
唯一の希望 孫の幼子の命さえ
容赦なく奪われ、
王妃ヘカペーを打ちのめす。



倉野ヘカペーの存在感
小柄な、王妃が嘆き悲しみ
侍女たちに語りかけ
さらに伝令に問いかけ
より大きな嘆きに襲われる。
それでも王妃ヘカペーには
生きる力を感じます。

塩田アンドロマケの
凛とした力強さ。
夫をそして子を失っても
顔を伏せることはない。
潔いその姿がアンドロマケでした。

吉野カッサンドラ
多くを語らない・・と言いながら
トロイアの悲劇を悲しむ。
巫女・・・・常軌を逸した予言に
恐さを見せます。

石田メネラオス
女たちの中に登場する敵国の武将
ヘレネの夫 裏切ったヘレネに
死を与えると言うが・・・・
ヘレネの美しさに
再び篭絡されそうな気配を
残し去って行く。
ヘカペーにヘレネの悪行を
暴かれ揺れ動く男心の様が
よ~くわかります。(笑)

坂口タルテュピオス
ギリシャ軍の伝令・・ですが
少し狂言回し的役割も
あるみたい?
彼の口から女たちの運命が
明らかにされて行き、
さらなる不幸がもたらされる。

松岡ヘレネ
美しいヘレネ
その姿から数々の男を虜にする女
黒い衣装の王妃とコロスたちの中に
鮮やかな赤いドレスが映えます。
ちょっとワルそうな危ない魅力(笑)

コロスたち
ほとんど舞台上で演じ続ける
ヘカペーと侍女たち(コロス)
時に声高に 時に泣き喚き
運命を呪います。

舞台の周りで嘆き 歌い
台詞を合わせ 同じ言葉を発する
次のシーンでは 台詞の投げ合い
・・・・王妃ヘカペーが絡む
見応えのある舞台でした。

失われたトロイアを
思いながら異国の地に奴隷として
連れ去られて行く女たちは
どこの地にいても
生き抜いて行けそうで
救いのない終りではあるけれど
なぜか前向きな生きる力を
感じた舞台。

強きもの 汝の名は女なり

どっかで聞いたような気がするけど?(笑)


初めての劇場でも 今は便利な時代(笑)
地図をプリントアウト
迷わずに開演30分前には到着でした。
ご出演の方にお願いしていたチケットを
受け取り会場へ・・・・
あまり広いとはいえない会場内なのに
対面形に並べられた椅子席に悩み 
席を探してキョロキョロしていたら
すかさず スタッフさんからお声がけ。
奥にいた別のスタッフさんに
ご案内~と声を掛けてくださいました。

こちらと席を教えていただき着席し 
ふとそのお顔を見れば・・
えっ 今井さん!!
今井朋彦さん その人でした。

わ~~い 殿に案内して貰えるなんて。
なんて贅沢なんだ!(笑)


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