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hatti元気の素 観劇 ミュージカル

石川禅さん応援中! hattiの元気の素、舞台観劇日記です。
 

『リタルダント』7・27マチネ

音楽劇『リタルダント』
@PARCO劇場


若年性アルツハイマー病
記憶がすり抜けてゆく!
時を止めて!
せめて リタルダントで

『リタルダント』とは音楽用語で
だんだんとゆっくり・・・と言うイミ。
劇中で潤治たちが発行している
ロック・マガシンの名前でもある。

時よ そう急がないで。
記憶がこぼれていってしまうのは
せめて 少しでもゆっくりと!
そんな願いを感じさせる
タイトル『リタルダント』です。


出演者
笹岡潤治・・・・・・・吉田鋼太郎
笹岡洋子・・・・・・・一路真輝
吉野康子・・・・・・ 高橋由美子
藤原雅彦・・・・・・・伊礼彼方
笹岡恵治・・・・・・・松下洸平
泉拓郎・・・・・・・・・市川しんぺー
小松義男・・・・・・・・山崎一
    (敬称略)



笹岡潤治(吉田鋼太郎)
やり手の編集長潤治。
念願だった雑誌
ロック・マガジン特集号の
発行に向けて大忙し・・・・・・

さてと この先
ネタバレ含むので、続くにしま~す。






そんな潤治が 最近、
編集者の吉野(高橋由美子)と
藤原雅彦(伊礼彼方)らの
打ち合わせの内容を忘れたり
原稿を書いてと依頼されたことを忘れたり  
後輩のライター泉(市川しんぺー)との
取材の約束も忘れたりと、
仕事にも支障が出るくらい変。

潤治のおかしな言動に不安を感じた
再婚の妻、洋子(一路真輝)と
ともに病院で診断を受けると
若年性アルツハイマーと診断される。



潤治(吉田鋼太郎)
キビキビしたやり手編集長から
言葉すら上手く出なくなってしまった
病気が進行してしまった2幕まで
病気への不安や記憶が薄れてゆく怖さ
少しでも記憶を掬っておきたいと
メモを書き続ける姿。
さすがの上手さで見せてくれますね。
音楽劇なので 途中に
歌も入り ピアノの響きと歌
これもいいけれど
緊迫した台詞だけで綴った
ストプでも見たいと思いました。

洋子(一路真輝)
再婚してまだわずか。
夫の病気を受け入れる洋子
あまりに出来すぎた人。
もっともっと苦悩があったと
思うのに・・
舞台上ではあまり苦しむ様は
見せませんが、
大きく潤治を包みこむ感じがします。


小松義男(山崎一)
妻・洋子の母も認知症に苦しみ
介護の大変さを知る洋子の兄
小松義男(山崎一)
洋子との離婚を迫る兄
山崎さんが演じると
なぜか ちょっと変人に見える(爆)
癖のある役が嵌る方との印象が
ぬぐえないからか?(笑)


藤原(伊礼彼方)
血気溢れる若者系?(笑)
同僚の吉野さん(高橋由美子)からは
昭和の香り・・とか言われてましたが(笑)

吉野(高橋由美子)
編集長に憧れの気持ち?
無くしたくない記憶もありそう・・
~私の事は・・ あの事は覚えてないですよね~
意味深な台詞を言わされてます。(笑)

泉(市川しんぺー)
なんとなくつかみどころがない
そんな泉役。
辛らつな台詞も担当
独特の存在感ですね~

恵治(松下洸平)
父親に反抗する若者
病気の現実を知り
少しでも父の支えになろうとする
息子を好演でした。

離婚届けに署名をしようとする潤治・・
だが自分の名前が書けなくなっている!

毎日 毀れ落ちてゆく記憶を
少しでも留めようと
メモを書いては貼り付ける日々

●月●日・・・犬と散歩
●月●日・・・雨 雨は嫌いだ
●月●日 にんじん ジャガイモ・・・・
ひたすらメモを書いては貼る
増えてゆくメモは部屋中に溢れる。

重いテーマではあるけれど
悲しみに沈んだきりじゃない!

音楽劇『リタルダント』
毀れてゆく記憶の中
忘れてしまったはずの
洋子の名が・・・・・
メモの中から生まれる奇跡。

大切な人
この人を連れてゆかないで!

やはり泪無しでは、見られません。
もし これから見に行かれる方が
いらっしゃいましたら
タオル・ハンカチの用意を
お勧めいたします。(笑)



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