現在の閲覧者数: 『8人の女たち』12・20マチネ - hatti元気の素 観劇 ミュージカル

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『8人の女たち』12・20マチネ

会場 : ル・テアトル銀座
舞台の様子が一変、
コクーンではよくあるけど…(笑)
この劇場でこの舞台配置は
初めて見ました。

会場中央低い位置に舞台が
設けられて
対面にも客席があり
舞台横には椅子が並ぶ。
演じる女優さんたちは捌ける事なく
その椅子で待機するシーンも多い


出演
ピエレット・・・・・・・・・浅野温子
マダム・シャネル・・・荻野目慶子
マミー・・・・・・・・・・・加賀まりこ
ギャビー・・・・・…・・大地真央
オーギュスティーヌ・戸田恵子
シュゾン・・・・・・・・・・マイコ
ルイーズ・・・・・・・・・・牧瀬里穂
カトリーヌ・・・・・・・・・南沢奈央
    (敬称略・五十音順)

プログラムのキャスト紹介が
五十音順なのでそのとおりに
書いてみました。(笑)

劇中にあと一人男性が登場
名前は“マルセル”
彼は主要人物ですが
姿は現しません。
大地さん演じる ギャビーの夫です。


ギャビーの母 マミー
ギャビーの妹 オーギュスティーヌ
ギャビーの娘 シュゾンとカトリーヌ

古くから働いているメイド

マダム・シャネル
最近働き始めたメイドが
ルイーズ

マルセルの妹 ピエレット 

役者は揃いました!

プログラムによると、
人生を模索している女
やっかいな女
一筋縄ではいかない女
溌剌として冷静な女
秘密を持つ勤勉ではない女
まだ女とは言えない若い女
哀しみを抱える覚悟を決めた女
生命力の強い女

強い力をそれぞれが発揮(笑)
個性のぶつかり合い
役のぶつかり合いが
心地よい緊張を生みます。

そしてお話はサスペンス!!
クリスマスを祝うために
集まった8人の女たち

その朝、主人のマルセルが
背中を刃物で刺され
死んでいるのが発見される!

警察を呼ぼうとするが電話線が
切られていた・・・・・
車で知らせに行こうとするが
エンジンがかからないようにされていた
外部と連絡が取れない。
そしてその状況を作り出している
誰かがいる。

お互いの疑心暗鬼から
誰々が怪しいと
追い詰めてゆく…

このシチュエーションは
詳細に書いてしまったら・・
これから舞台を見る方に
ネタばれになってしまうし
この辺にしておいたほうがよさそうです。
お約束のドンデン返しも
しっかりあります。


大地ギャビー
優雅なマダム
大地さんらしい華やかさ。
でも~時に笑いを取るセリフ運び(笑)
威勢のいい喧嘩も…笑いのシーンに!

浅野ピエレット
歯切れのいい男っぽい
役つくりでした
ドレスは赤いセクシーなドレスなのに。

加賀・マミー
ギャビーの母で
車椅子を使っての登場で
弱弱しいのかと思いきやすっくと
立ち上がり・・(笑)
お気に入りのクッションに
大切なものを隠したりする一面も。
後半で大きな秘密を暴かれます。


戸田・オーギュスティーヌ
ちょっと変わったテンションの
オーギュスティーヌ
ギャビーとはタイプの違う妹
髪を上げて眼鏡をかけて
神経質そうな役作りですが
後半にはドレス姿違った一面を
魅せてくれます。

牧瀬・ルイーズ
メイド服に身をつつみ
化粧もあでやかに
そしてちょっとけだるそうで
艶っぽいルイーズです。
牧瀬さん意外な面を
見せてくれます。(笑)

荻野目・シャネル
世話好きな実直なメイド、
そんな荻野目シャネル
こちらも意外な秘密が・・

娘役のマイコさん
そして南沢さん 
溌剌とした直球演技 
そんな印象です


『8人の女たち』
タイトルそのままの
8人の女たちの舞台

女優陣の対決とも言える舞台・・
サスペンスなのに
シリアスなシーンなのに
笑いも生まれる

面白かったけど、
殺人犯人探しの緊迫感が
女たちの過去の重さが
秘密が暴かれてゆく過程が
すべて詰め込まれていて
メインは・・どこ?
どう見せたかったのかなと
ちょっとだけ考えました。


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