現在の閲覧者数: 『ルドルフ』7・22マチネ - hatti元気の素 観劇 ミュージカル

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『ルドルフ』7・22マチネ

演出が変わった『ルドルフ』
新しい『ルドルフ』
テーマ・カラーは赤!
チラシも本チラシも
赤を使ってましたね。

セットはおとなしくシンプル
盆を存分に使って動きを出す。
幕の使い方も面白い

けれど…・ハプスブルク家はどこ?(笑)
『エリザ』の観すぎと言われれば、
返す言葉もありませんが・・・
エリザベートの写真が飾ってある
フランツの机がそうだと
言えばそれらしい物なのか (爆)


出演
ルドルフ・・・・・・・・・・・・井上芳雄
マリー・ヴェッツェラ・・・・和音美桜

ステファニー・・・・・・・・・吉沢梨絵
ターフェ・・・・・・・・・・・・坂元健児
ラリッシュ・・・・・・・・・・・・一路真輝
フランツ・ヨーゼフ・・・・・村井國夫

男性アンサンブル
青山航士 島田邦人 杉山有大
照井裕隆 中島康宏  原慎一郎
ひのあらた 松澤重雄 港幸樹 
村瀬美音 山名孝幸

女性アンサンブル
岩﨑亜希子 大月さゆ 樺島麻美
後藤藍 鈴木結加里  保泉沙耶
舞城のどか 美鳳あや 望月理世
柳本奈都子 やまぐちあきこ
     (敬称略)

前回版(亜門版)も
高さを使った印象的な演出で
絵画が施された部屋の壁や
鉄骨の桟橋が思い出されますが
今回の演出も 時代的なビジュアルには
捉われていないのですね。

衣装も一部 ルドルフもフランツも
馴染みの軍服姿ですが
黒いコートに赤いマフラーだったり
裾丈の短いスーツだったり・・・
でも上から下りてくる
4本の柱はそれっぽかったかも(笑)

女性たちの衣装もかなり装飾がシンプル。
ルドルフの妻 ステファニーの衣装も
黒やエンジ一色だったり・・・地味目ですね。

強い皇帝フランツ
苦悩するルドルフ
ツェップスも出て来ますが、
政治的ぶつかり合いは
さほど描かれていなくて
マリーとルドルフの
 ~ふつうじゃない恋~が
前面に見える『ルドルフ』です。

吉澤・ステファニー 強い!
かなり強い(笑)
ルドルフへの執着が
強すぎて・・逆に哀しい。

和音マリー 負けてないっ!(笑)
一路ラリッシュ夫人 
夫人の立ち位置が曖昧な気が・・・
マリーの傍らにいますが
味方なのか 傍観者なのか。
信頼がなければ ルドルフも
最後のマリーへの手紙を託す事も
ナイと思いますがそれほどの
関わりも見えてこない。

何もうまくいかず荒れるルドルフの
行きつけの酒場
エロチックなシーンの連続です。
かなり刺激的。
この舞台に必要なんだろうか?

坂元・ターフェ
悪役っぽくない悪役(笑)
淡々と楽しそうに・・・命じるんですね
情報を集めルドルフを見張る
マリーに有利な条件で
ルドルフと別れさせようとする。
前作の岡ターフェと
全く違う役作りが 面白い~

あとアンサンブルの
照井さんやひのさん
出番多くてつい
見ちゃいます(笑)

マリーに別れを告げ 革命へ
それは皇帝の知るところとなり
ルドルフは旅立つマリーの
乗る船着き場で
 ~再会~
マイヤーリンクへと向う二人。

そこには燭台に囲まれたベッド
灯りを吹き消してゆき
最後の一本ずつを消し暗転

 2発の銃声が響く!

フィナーレまで2時間50分
マリーとルドルフ
時代に追い込まれたのではなぃ
自分たちで自ら選択した死
そんな風に思える最後。

ヒロインが変わり
演出が変わり
見えて来るものも変わった感じで
新生『ルドルフ』になりました。

でもお話は変わらないから
感情移入はしにくいのは変わらず。(爆)

出演者も好きな方が多くて
みなさん好演されてましたが
リピートしたいとは思えなくて残念、

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