現在の閲覧者数: 『芭蕉通夜船』9・1昼 - hatti元気の素 観劇 ミュージカル

hatti元気の素 観劇 ミュージカル

石川禅さん応援中! hattiの元気の素、舞台観劇日記です。

Top Page › その他 演劇 › 『芭蕉通夜船』9・1昼
2012-09-01 (Sat)  22:26

『芭蕉通夜船』9・1昼


@紀伊国屋サザンシアター

高島屋タイムズ・スクェア―連絡通路から
入場を利用しますが・・毎回?Fだっけと
悩みます(笑)

5Fね 覚えておこう~
(でもきっとまた忘れる)

こまつ座公演
『芭蕉通夜舟』

出演 

松尾芭蕉・・・・・・・・・坂東三津五郎

朗唱役
     坂東八大
     櫻井章喜
     林田一高
     坂東三久太郎(敬称略)

役として出て来るのは
芭蕉役の三津五郎さん
あっ 船頭さんもか?

朗唱役は 
衣装は黒子さん
ナレーション部分を担当
舞台設置も担当
入れ替わり立ち代わり
月になったり
人力で盆を回したり
トンボになったり 蛙になったり
これは棒についた蛙を持って
出て来る4人なんですが、
芭蕉の持つ柳の枝に
けっこう不揃いにジャン~~プ、
更には衣装替えを手伝ったりと
大活躍です。

黒子さんっでも
透けて見える表情がいろいろ
語ってて面白~い。

ナレーション担当の時は
黒子さんの前を上げ お顔を見せます。

見事なコンビネーション、
芭蕉役の三津五郎さんも
流れる汗を拭う間もない熱演です。

でもそこは 作:井上ひさし
言葉遊びが、散りばめられ
笑いを誘います。

雪隠の場・・お食事時だったらゴメンなさいね
避けて通れないと説明ありまして・・(笑)
パタンと倒して組み直し 文机!
ヲイ ヲイと突っ込みいれながら
思わず笑う。
付けていた由比正雪風の鬘を
ぱっと後ろにはずして
一瞬で剃髪 
手に持った剃刀使ってないじゃん(笑)

生まれてから料理番
君主に先立たれ 俳諧の師の門を叩く。
江戸へ出て名を成す・・・・
弟子の別宅を借り 庵を結ぶ

一人を好み 旅を棲家とした
俳諧師 芭蕉の半生を語り
通夜船が浮かぶ

そこに船頭(三津五郎二役)
芭蕉の通夜舟とも知らず
芭蕉の句作についての教えを
話すのだが・・・・

そこには 晩年の
芭蕉の思いとは違う教えが
息づいているのだった。

井上さんの世界
言葉遊びは外せませんが(笑)
今回の主役 芭蕉は言葉に生きた
俳諧師 一層の筆の冴え。

一風変わったお芝居でした。
最後の最後 三津五郎さんに
声かかってた!(笑)

こまつ座さん
ただ今 
井上ひさし生誕77フェスティバル2012
開催中。

1月から12月まで以下の作品を
連続上演

1月・・・・・・・十一ぴきのネコ
2月・・・・・・・雪やこんこん
4月・・・・・・・闇に咲く花
6月・・・・・・・藪原検校
7月・・・・・・・しみじみ日本・乃木大将
8月・・・・・・・芭蕉通夜舟
11月・・・・・・日の浦姫物語
12月・・・・・・組曲虐殺

でもって、結局のところ
『闇に咲く花』以外は全部観ちゃってますね
日の浦姫物語のチケも手配してるし、

4公演以上 観劇済みだと頂ける、
特製77デザインの
チケットホルダーをお引き換え

でもね、こういった記念グッズは
なかなか使い難くて・・
大事に保存パターンなの (笑)



関連記事

最終更新日 : -0001-11-30

Comment







管理者にだけ表示を許可