現在の閲覧者数: 『それからのブンとフン』10・8マチネ - hatti元気の素 観劇 ミュージカル

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『それからのブンとフン』10・8マチネ

二日続けて井上作品
今日は音楽劇
『それからのブンとフン』
ちょっと久し振りな@銀河劇場にて。


出演
フン(大友憤)・・・・・・・・市村正親

ブン(オリジナル)・・・・・・小池栄子

女学生ブン/スクールメイツ風女の子
/かわいい悪魔/傍聴人・・・・新妻聖子

インテリブン/邦人学者/アナウンサー

/悪魔の呼び屋/裁判長/
市民/ト連ブン・・・・・・・・・・・山西惇

アサヒ書店主/ブン一号/
傍聴人/市民・・・・・・・・・・・久保酎吉

クサキ/サンスケ警察長官
/市民・・・・・・・・・・・・・・・橋本じゅん

典型的馬鹿殿様ブン
/宇宙船スペース・アロー号船長
AD/偽ブン/傍聴人/市民
/丹国ブン一号・・・・・・・・・・さとうこうじ

警官ブン/外国学者/音声係
/看守長/南ドコニカブン一号
/市民・・・・・・・・・・・・・・・・・吉田メタル

肉体労働者ブン/基地の声
/照明係/ボーイ長/ブン/弁護人
/市民/一一九九九九号・・・・・辰巳智秋

猫ブン/長官の美人秘書
/スクール・メイツ風の女の子
上品上品したご婦人①/ブン
/傍聴人/刑務所の女子所員
市民・・・・・・・・・・・・・・・・・・・飯野めぐみ

江戸期踊り子芸者ブン/通訳
/上品上品したご婦人②/ブン
傍聴人/老婆/市民・・・・・・・・保可南

修道女ブン/スクールメイツ風の女の子
上品上品したご婦人③/ブン
/傍聴人/市民・・・・・・・・・・・・・あべこ

古典的コソ泥ブン/某ホテルのボーイ
/TVカメラマン/ブン/警官/
検事/記者/一一九九九八号
/市民・・・・・・・・・・・・・・・・角川浩明

男子高校生ブン/通訳/AD/
TVカメラマン/山形東作/ブン
/傍聴人/市民
/一一九九九七号・・・・・・・・北野雄大
おかまブン/司会者なんとかかんとか
/ブン/警官/傍聴人/市民
/一一九九九六号富岡晃一郎

演奏(ピアノ)・・・・・・・ 朴勝哲
       (敬称略)

憤とブンの他は何役も兼ねて
わけがわからなくなりそう~(笑)
丸い眼鏡をかけ 小さな古机に
しがみつき原稿用紙を手作りする(笑)

裏が白い広告を自分仕様に再利用
市販の○クヨ製品は真中が折れて盛り上がり
気に入らないそうです。(笑)

そんなフン(大友憤)が書き上げた
荒唐無稽の作品が急に売れ出します。

四次元の泥棒ブンが主人公です。
彼?彼女 性別も超越し
どんな人物にも変身することが出来
どんなものでも盗み出す事が出来る。

ブンはフンの書いた原稿用紙から
飛び出して 世の中を正そうとする。
それも盗乱す事によって。

対するは警察官クサキ
出世が大事 保身に余念がない
クサキにソックリなサンスケ警察長官
ブンを捕まえなければ出世が危うく
なって来た。
なにやら美人秘書と怪しい~♪
見た目もかなりあやしい~(笑)

ピンクの尻尾の可愛い悪魔の
大好物ですね。
長官に魂と引換の取引を
持ちかける。
悪魔の黒い羽をマッサージする
じゅんさん(笑)
じゅんさんと悪魔な聖子ちゃんの
デュエットなんて珍しいシーンも
見せて頂きましたよ。

メタルさんとじゅんさんのドタバタな
絡みはもうネ 
安心して見ていられるし~(笑)

市村さんフンは創り込み完璧だし
小池栄子ちゃんのブンがまた良いっ!

任侠の世界の女で見る事が
多かったせいか ちょっとその陰が
見えますが、憤先生のお好みとやらで
髪一つに結んだ和服姿。
しっくり来ます。

山西さんは変幻自在だし
アナウンサー役では
スクリーンにドあっぷ(笑)

久保さんも脇をピシっと〆る

飯めぐさんがご活躍、
セクシーなシーンもあったりして
なんといっても美人秘書!
猫ブンも可愛らしい。(笑)

南さん勢いあまって手に持っていた扇
舞台下に落ちちゃった。
拾いにいきなさいよ。
すかさず声がかかるっ!
ベテランさんが多いからね
こういったアクシデントにも
慌てないで指示がとぶ??(笑)
最前のお客様が
拾って手渡ししてあげていましたが。

盗みましょうよ♪
悪い人から悪い心を。
虚飾を・・・・

井上さん作品と言えば
そうでもあり 一本はちょっと違った
雰囲気もありの舞台でしたが
役者さんたちが面白おかしく
演じています。


公演終演後はトーク・ショーがありました。
ご出演は
市村正親・山西惇・久保酎吉・橋本じゅんの
4名さま

司会進行の方が進めて行きます
でも皆大人なの~(笑)
超まじめなお答えばかり。
  なに期待してるんだか?(笑)

でも井上さんの本を演る事が
嬉しいというお話が出て
毎回出来が違うんだと・・。
句読点有りなしの言いかた一つで
シーンの上がりが違ってくるから
という話に頷く皆さん、

言葉を選び、言葉で遊ぶ
井上さんの本

大変な量のセリフをこなし
役をこなし・・・今回きりの
面白い舞台が生まれました。

ほんとに舞台は一期一会
同じ役者で繰り返しても
同じものにはならない。

なにか実感出来てしまう
そんな舞台でした。




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