2014-04-06 (Sun)✎
@APOCシアター
15:00公演で 『楽屋』が
演じられた会場。
基本セットは変わらず・・・
客席が取り囲むような位置に
ちょっと高めになった舞台
鉄骨で取り囲む
楽屋のように見えた部屋が
獄舎の部屋に姿を変えています。
一人の男が走り出す
なぜかタップで表現 (笑)
でも緊迫感ある!
男は囚われて
舞台は獄房の一室に変わる
囚われているのは 逃げていた
男ではなく・・・・・・。
憂国の志 二人と
政府批判の記事を発表して
咎められた時は投獄されるのを
承知で多額の金で名前を貸す
『署名人』 の三人、
憂国の志 二人との
会話も噛みあわず
日和見主義の署名人に
イラつく男
対立する 2対1
3人の会話から浮き立つのは
揺らぎ 行きつ戻りつ
変化する其々の心の動き、
木に登り 降りられなくなった猫
猫を助けるためには どうするべきか
そんなエピソードからも
腹の探り合いは続いている。
出演
松田某(憂国の志)・・・・吉原光夫
赤井某(憂国の志)・・・・香川大輔
井崎某(署名人)・・・・・・那我性哲
獄吏・・・・・・・・・・・・・ 藤井健太郎
獄吏・・・・・・・・・・・・・・ 羽吹諒
これに見事なタップを踏みながら
逃げる男? に 西川大貴
(敬称略)
清水邦夫さん処女作『署名人』
明治17年頃、国事犯官房の一室。
立憲運動に身を捧げた憂国の士二人と
「署名人」という奇妙な職業をもった
下賤な男の3人 という設定
今回の舞台から それを読み取る事は
難しい気がします。
官憲の強さも無い
使われるセリフは原作に忠実。
なので 貴公は・・
貴様は・・という言葉に馴染みが
無くなっている現代に
時代設定を見せないままなので
不思議な感覚を味わいました。
最初にみせられたタップの影響か
舞台が明治の日本だと言う事が
抜け落ちてしまい
結果 そこで語られる言葉が
なぜか響いて来ない。
篭った声音で語るせいもあって
立憲運動にかかわる二人が
署名人を殺そうとする意識の変化が
判り難い。
殺されそうだと感じ
言葉を尽くす署名人
流れはわかったような気がする。
でも芝居の感動までは届かなかった。
これは 感情移入し難い
テーマの所為もあるだろうと
今更ながら 思い返してみる。
ちょっと不思議な
舞台空間だったなぁ~
15:00公演で 『楽屋』が
演じられた会場。
基本セットは変わらず・・・
客席が取り囲むような位置に
ちょっと高めになった舞台
鉄骨で取り囲む
楽屋のように見えた部屋が
獄舎の部屋に姿を変えています。
一人の男が走り出す
なぜかタップで表現 (笑)
でも緊迫感ある!
男は囚われて
舞台は獄房の一室に変わる
囚われているのは 逃げていた
男ではなく・・・・・・。
憂国の志 二人と
政府批判の記事を発表して
咎められた時は投獄されるのを
承知で多額の金で名前を貸す
『署名人』 の三人、
憂国の志 二人との
会話も噛みあわず
日和見主義の署名人に
イラつく男
対立する 2対1
3人の会話から浮き立つのは
揺らぎ 行きつ戻りつ
変化する其々の心の動き、
木に登り 降りられなくなった猫
猫を助けるためには どうするべきか
そんなエピソードからも
腹の探り合いは続いている。
出演
松田某(憂国の志)・・・・吉原光夫
赤井某(憂国の志)・・・・香川大輔
井崎某(署名人)・・・・・・那我性哲
獄吏・・・・・・・・・・・・・ 藤井健太郎
獄吏・・・・・・・・・・・・・・ 羽吹諒
これに見事なタップを踏みながら
逃げる男? に 西川大貴
(敬称略)
清水邦夫さん処女作『署名人』
明治17年頃、国事犯官房の一室。
立憲運動に身を捧げた憂国の士二人と
「署名人」という奇妙な職業をもった
下賤な男の3人 という設定
今回の舞台から それを読み取る事は
難しい気がします。
官憲の強さも無い
使われるセリフは原作に忠実。
なので 貴公は・・
貴様は・・という言葉に馴染みが
無くなっている現代に
時代設定を見せないままなので
不思議な感覚を味わいました。
最初にみせられたタップの影響か
舞台が明治の日本だと言う事が
抜け落ちてしまい
結果 そこで語られる言葉が
なぜか響いて来ない。
篭った声音で語るせいもあって
立憲運動にかかわる二人が
署名人を殺そうとする意識の変化が
判り難い。
殺されそうだと感じ
言葉を尽くす署名人
流れはわかったような気がする。
でも芝居の感動までは届かなかった。
これは 感情移入し難い
テーマの所為もあるだろうと
今更ながら 思い返してみる。
ちょっと不思議な
舞台空間だったなぁ~
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