2014-10-18 (Sat)✎
@銀河劇場
新演出の『奇跡の人』
セットも独創的な感じ
場面転換も
観客の想像させながら
目の前で作られてゆく。
机 ベッドなど
暗転もされないうちに移動されたり
撤収されたり
壁部分にしつらえた
高い位置低い位置の幾つかのドアは
高窓になったりアニー部屋の
ダイニングのドアになったりと
変幻自在なセット、
アニーの亡くなった弟の幻影も
このドアの中に立つ!
見ている間に ケラー家のダイニングになったり
アニーの部屋になったり
アニーのいた施設になったり
アニーの亡くなった弟の回想シーンは
演出で新しく加わった部分だと思う。
出演
アニー・サリバン・・・・・・・・・木南晴夏
ヘレン・ケラー・・・・・・・・・・高畑充希
ケート・ケラー・・・・・・・・・・・馬渕英俚可
ジェイムズ・ケラー・・・・・・・白石隼也
ヴァイニー・・・・・・・・・・・・・平田敦子
アナグノス・召使・・・・・・・・北川勝博
医師・ハウ博士・・・・・・・・・・青山伊津美
エヴ伯母・・・・・・・・・・・・・・梅沢昌代
アーサー・ケラー・・・・・・・・立川三貴
上地春奈 鈴木崇乃 染谷麻衣
畑山菜摘 宝井ひなの/山田メリノ
(Wキャスト) (敬称略)
ヘレン家の愛犬
かなりリアルなマペットが
繰られるのも目を引きました。
木南アニー
20歳のアニー・サリバンの
生い立ちからもかなり詳しく
読み込んでいて それがジミーの
登場とも重なる。
彼女がヘレンに相対する
姿勢が無理なく見えて来る。
舞台のアニーは
パキパキと話す暗さを
感じさせない
自分の育った劣悪な譲許を
話す時ですら・・・
言葉ではヘレンを愛していないと
言い切るけれど優しいアニーだと思う
ちょっと自分の持つ
アニーのイメージとは違うタイプに
仕上げているようです。
高畑ヘレン
指で 手で触れて物事を理解する。
聞こえない 見えない 話せない
触れたものがすべて。
そんなヘレンがアニーを部屋に閉じ込め
鍵を隠してしまい・・
してやったりと 笑みを浮かべるシーン
2週間の アニーと二人だけの生活から
家族のもとに戻った時の
家族の反応を試すしぐさ。
アニーとの取っ組み合い
逃げる ぶつかる 転げる
体中を使い表現します。
役柄のせいで セリフで表現する事が
出来ない分 神経を集中して・・・
とても大変な役ですが
彼女の作り出すヘレンは
とても愛らしい。
馬渕ケート
母としての思いや
妻としての思い
馬渕ケート 魅力的な人物でした。
立川・キャプテン・アーサー
家長の威厳をもち
生涯を持つヘレンを甘やかしてしまう。
ありがちな父親像として
受け入れやすい(笑)
白石ジェイムズ
屈折した思いを抱える兄
父に対する複雑な思いを
吐露するシーンもあります。
埋もれがちなキャラだけど
良家のお坊ちゃんとして
そこにいました。
お話は よく知っている名作
それが舞台にのり
骨子は変えずに
様々なアニーとヘレンが生まれて来る。
力技も必要
若さが見せる勢いも必要なこの舞台
木南さんはすこし力みが見えるかな?
幼い少女 高畑ヘレンがまったく
違和感もなく セリフなしで魅せる
充希ちゃん 魅せてくれます。
水を意味する言葉と言えない叫び声
でもそれは、ヘレンが新しく生まれ
発した初めての言葉
言葉の意味を理解した衝撃、
手を濡らす水しぶきも
見守る木南アニ―も・・・
分かっていても・・・泣きました。
ガッツリお芝居 3時間超え。
楽しませていただいた舞台でした。
さて 余韻に浸る暇もないっ(笑)
これから 新宿まで 急げ~~~!
新演出の『奇跡の人』
セットも独創的な感じ
場面転換も
観客の想像させながら
目の前で作られてゆく。
机 ベッドなど
暗転もされないうちに移動されたり
撤収されたり
壁部分にしつらえた
高い位置低い位置の幾つかのドアは
高窓になったりアニー部屋の
ダイニングのドアになったりと
変幻自在なセット、
アニーの亡くなった弟の幻影も
このドアの中に立つ!
見ている間に ケラー家のダイニングになったり
アニーの部屋になったり
アニーのいた施設になったり
アニーの亡くなった弟の回想シーンは
演出で新しく加わった部分だと思う。
出演
アニー・サリバン・・・・・・・・・木南晴夏
ヘレン・ケラー・・・・・・・・・・高畑充希
ケート・ケラー・・・・・・・・・・・馬渕英俚可
ジェイムズ・ケラー・・・・・・・白石隼也
ヴァイニー・・・・・・・・・・・・・平田敦子
アナグノス・召使・・・・・・・・北川勝博
医師・ハウ博士・・・・・・・・・・青山伊津美
エヴ伯母・・・・・・・・・・・・・・梅沢昌代
アーサー・ケラー・・・・・・・・立川三貴
上地春奈 鈴木崇乃 染谷麻衣
畑山菜摘 宝井ひなの/山田メリノ
(Wキャスト) (敬称略)
ヘレン家の愛犬
かなりリアルなマペットが
繰られるのも目を引きました。
木南アニー
20歳のアニー・サリバンの
生い立ちからもかなり詳しく
読み込んでいて それがジミーの
登場とも重なる。
彼女がヘレンに相対する
姿勢が無理なく見えて来る。
舞台のアニーは
パキパキと話す暗さを
感じさせない
自分の育った劣悪な譲許を
話す時ですら・・・
言葉ではヘレンを愛していないと
言い切るけれど優しいアニーだと思う
ちょっと自分の持つ
アニーのイメージとは違うタイプに
仕上げているようです。
高畑ヘレン
指で 手で触れて物事を理解する。
聞こえない 見えない 話せない
触れたものがすべて。
そんなヘレンがアニーを部屋に閉じ込め
鍵を隠してしまい・・
してやったりと 笑みを浮かべるシーン
2週間の アニーと二人だけの生活から
家族のもとに戻った時の
家族の反応を試すしぐさ。
アニーとの取っ組み合い
逃げる ぶつかる 転げる
体中を使い表現します。
役柄のせいで セリフで表現する事が
出来ない分 神経を集中して・・・
とても大変な役ですが
彼女の作り出すヘレンは
とても愛らしい。
馬渕ケート
母としての思いや
妻としての思い
馬渕ケート 魅力的な人物でした。
立川・キャプテン・アーサー
家長の威厳をもち
生涯を持つヘレンを甘やかしてしまう。
ありがちな父親像として
受け入れやすい(笑)
白石ジェイムズ
屈折した思いを抱える兄
父に対する複雑な思いを
吐露するシーンもあります。
埋もれがちなキャラだけど
良家のお坊ちゃんとして
そこにいました。
お話は よく知っている名作
それが舞台にのり
骨子は変えずに
様々なアニーとヘレンが生まれて来る。
力技も必要
若さが見せる勢いも必要なこの舞台
木南さんはすこし力みが見えるかな?
幼い少女 高畑ヘレンがまったく
違和感もなく セリフなしで魅せる
充希ちゃん 魅せてくれます。
水を意味する言葉と言えない叫び声
でもそれは、ヘレンが新しく生まれ
発した初めての言葉
言葉の意味を理解した衝撃、
手を濡らす水しぶきも
見守る木南アニ―も・・・
分かっていても・・・泣きました。
ガッツリお芝居 3時間超え。
楽しませていただいた舞台でした。
さて 余韻に浸る暇もないっ(笑)
これから 新宿まで 急げ~~~!
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