2015-05-18 (Mon)✎
@天王洲銀河劇場
原作:カズオ・イシグロ
(原題「Nocturnes」)
演出:小川絵梨子 (敬称略)
小川さんの演出
心にカサっと響いてくる事が
多い気がする。
ワンシーンの切り取り方が好き。
今回の作品も モザイクのように
別々の出会いを繋ぎ合わせる。
<出演>
ヤン・・・・・・・・・・・・・・・・・東出昌大
リンディ・ガードナー・・・・安田成美
スティ-ブン・・・・・・・・・・・近藤芳正
エロイーズ・マコーマック・・渚あき
リリー・・・・・・・・・・・・・・・・入来茉里
ウエィター/看護師/水夫
/警察官/サラリーマン・・長谷川寧
トニー・ガードナー・・・・・中嶋しゅう
(敬称略)
ストーリー
年老いた歌手 トニー
あるレストランで演奏していた
ヤンから声をかけられる。
母ともども大ファンだと。
そんな彼は 若き妻リンディに
旅先であるベネツィアで
ゴンドラからセレナーデを贈るための
伴奏者をさがしていると聞き
ヤンはその役を買って出る。
東出・ヤン
旧共産圏で育った彼は
抑圧された中でも トニーの
レコードを一枚一枚買い集める
ファンで自身もチェリストとして
生きるがさらに昔
チェリストだと名乗るエロイーズと
出会い教えを受けていた。
天才としての音の世界を
見つけるために。
安田・リンディ
トニーの妻
微妙な夫婦の会話よりも
近藤・スティーブンとの会話の
シーンでその生き方が描かれるのか。
大広間にあるブツの扱いの
やり取りはコメディの間を持つ(笑)
近藤・スティーブン
サックスを吹かせたら・・
おしゃべりサックス。
あれ実際吹いてますよね。
自信を持っているのに
実力もあるのに認められないのは
この容姿のせい。
マネージャーにまではっきり言われて。
妻にも愛想を尽かされ 離婚言い出される。
慰謝料代わりに整形手術代を
妻が出すと言う??
どんな妻?(笑)
入来マネージャー
頑張って怒鳴るけど
近藤さんが吹く・・いえ
しゃべるサックス(笑)に
かき消されてしまいます。
真っ直ぐな遠慮のない
女性マネージャ-でした。
安田・リンディ-
才能も力もない自分が
それでも我武者羅に演る
それしかない。
整形手術を受けてでも
上を、目指す。
『希望はある』この言葉に
前向きで力強さを見せてくれます。
病院で隣の病室となった
二人の会話はまるでコントのような
スピードとテンポを持って
届いて来ます。
この間合い気持いい。
そして手術あとという設定で
ミイラのような包帯グルグル巻きな
お二人なので・・さらに
印象に残るシーンになったような
気がします。
東出・ヤン
唐突とした素直な居住まい。
ナチュラルだ~。
芝居臭さがない。(笑)
だから 相手に聞き難い事も
聞いちゃうっその人柄を
納得させちゃうのかも。
渚エロイーズ
音を聞く天賦の才を持つ彼女だが
その才能を磨く事は出来なかった。
彼女はヤンにその才能を見入出し
花開かせようをするが・・
結婚という選択をし彼から
離れていく。
エロイーズ 才能に恵まれて
そして翻弄された人
でも才能に恵まれず・・必死に
生きる人もいる。
リンディのように。
中嶋・トニー
不思議な雰囲気を醸し出すなぁ
往年の歌手と言っても歌わない(笑)
往年の・・・なんだね。
才能を生かし生きて来た人か。
そんな役が立っているだけで
分かる気がする。
今まで見せて戴いた
中嶋さんの役とはかなり違う
印象の役 面白い!
トニーとヤンの出会い
紹介されるリンディ
スティーブンとマネージャーの
やり取り
回想のような
ヤンとエロイーズの出会いと別れ
病院でのスティーブンと
リンディのドタバタ騒動。
ヤンとトニーの約束から
終章へ。
やく2時間 休憩なしの
この舞台 一人になったリンディの
凛としたラストがとても素敵でした。
原作:カズオ・イシグロ
(原題「Nocturnes」)
演出:小川絵梨子 (敬称略)
小川さんの演出
心にカサっと響いてくる事が
多い気がする。
ワンシーンの切り取り方が好き。
今回の作品も モザイクのように
別々の出会いを繋ぎ合わせる。
<出演>
ヤン・・・・・・・・・・・・・・・・・東出昌大
リンディ・ガードナー・・・・安田成美
スティ-ブン・・・・・・・・・・・近藤芳正
エロイーズ・マコーマック・・渚あき
リリー・・・・・・・・・・・・・・・・入来茉里
ウエィター/看護師/水夫
/警察官/サラリーマン・・長谷川寧
トニー・ガードナー・・・・・中嶋しゅう
(敬称略)
ストーリー
年老いた歌手 トニー
あるレストランで演奏していた
ヤンから声をかけられる。
母ともども大ファンだと。
そんな彼は 若き妻リンディに
旅先であるベネツィアで
ゴンドラからセレナーデを贈るための
伴奏者をさがしていると聞き
ヤンはその役を買って出る。
東出・ヤン
旧共産圏で育った彼は
抑圧された中でも トニーの
レコードを一枚一枚買い集める
ファンで自身もチェリストとして
生きるがさらに昔
チェリストだと名乗るエロイーズと
出会い教えを受けていた。
天才としての音の世界を
見つけるために。
安田・リンディ
トニーの妻
微妙な夫婦の会話よりも
近藤・スティーブンとの会話の
シーンでその生き方が描かれるのか。
大広間にあるブツの扱いの
やり取りはコメディの間を持つ(笑)
近藤・スティーブン
サックスを吹かせたら・・
おしゃべりサックス。
あれ実際吹いてますよね。
自信を持っているのに
実力もあるのに認められないのは
この容姿のせい。
マネージャーにまではっきり言われて。
妻にも愛想を尽かされ 離婚言い出される。
慰謝料代わりに整形手術代を
妻が出すと言う??
どんな妻?(笑)
入来マネージャー
頑張って怒鳴るけど
近藤さんが吹く・・いえ
しゃべるサックス(笑)に
かき消されてしまいます。
真っ直ぐな遠慮のない
女性マネージャ-でした。
安田・リンディ-
才能も力もない自分が
それでも我武者羅に演る
それしかない。
整形手術を受けてでも
上を、目指す。
『希望はある』この言葉に
前向きで力強さを見せてくれます。
病院で隣の病室となった
二人の会話はまるでコントのような
スピードとテンポを持って
届いて来ます。
この間合い気持いい。
そして手術あとという設定で
ミイラのような包帯グルグル巻きな
お二人なので・・さらに
印象に残るシーンになったような
気がします。
東出・ヤン
唐突とした素直な居住まい。
ナチュラルだ~。
芝居臭さがない。(笑)
だから 相手に聞き難い事も
聞いちゃうっその人柄を
納得させちゃうのかも。
渚エロイーズ
音を聞く天賦の才を持つ彼女だが
その才能を磨く事は出来なかった。
彼女はヤンにその才能を見入出し
花開かせようをするが・・
結婚という選択をし彼から
離れていく。
エロイーズ 才能に恵まれて
そして翻弄された人
でも才能に恵まれず・・必死に
生きる人もいる。
リンディのように。
中嶋・トニー
不思議な雰囲気を醸し出すなぁ
往年の歌手と言っても歌わない(笑)
往年の・・・なんだね。
才能を生かし生きて来た人か。
そんな役が立っているだけで
分かる気がする。
今まで見せて戴いた
中嶋さんの役とはかなり違う
印象の役 面白い!
トニーとヤンの出会い
紹介されるリンディ
スティーブンとマネージャーの
やり取り
回想のような
ヤンとエロイーズの出会いと別れ
病院でのスティーブンと
リンディのドタバタ騒動。
ヤンとトニーの約束から
終章へ。
やく2時間 休憩なしの
この舞台 一人になったリンディの
凛としたラストがとても素敵でした。
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