現在の閲覧者数: 『海の夫人』5・27マチネ - hatti元気の素 観劇 ミュージカル

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『海の夫人』5・27マチネ

いつもの小劇場
今回は センターに舞台を設置
なんとも言葉では説明しきれない
不思議なセットが目の前に見える。



パンフから拝借 (汗)
年代と場所・・・不明
この舞台セットからは伺い知ることは
出来そうもありませんが。


パンフによれば ノルウェーの
小さな海辺の街
僅かな人々が身を寄せ合って
生活しているという。

ドクトルとその妻エリーダは
先妻の娘、ポレッテとヒルダと共に暮らす。
昔愛を語った恋人がいたが
ドクトルの妻として今は平穏に暮らしていた。
衣裳も皆 白を基調としたものが多く
当時のドレス姿ではなく
それも時代不詳という理由の一つ。


出演
ドクトル・ヴァンゲル・・・・・・村田雄浩
エリーダ・ヴァンゲル・・・・・麻実れい
ボレッテ・・・・・・・・・・・・・太田緑ロランス
ヒルデ・・・・・・・・・・・・・・・山崎薫
教師アーンホルム・・・・・・大石継太
リングストラン・・・・・・・・・・橋本淳
バレステッド・・・・・・・・・・・横堀悦夫
見知らぬ男・・・・・・・・・・・・眞島秀和
         (敬称略)

訪ねて来たリングストランが
ボレッテやヒルダ相手に
熱弁をふるうのは当時の
男の在り方というか。

ポレッテは抑圧された自分から
自由になる為?
無理・・と言っていた教師アーンホルムと
結婚をする。

エリーダも生活を保証してくれる
ヴァンゲルの後妻に入った様子
よく海に泳ぎに行っている。

舞台が進んで行く中
エリーダの心の傷が
浮き上がってくる。

ボレッテに思いを
寄せる教師アーンホルム
演じる大石さん
コミカル担当か(笑)

太田さん 山崎さん
姉妹の感じは・・薄い(爆)

突然現れる昔の恋人?
見知らぬ男、眞島さん
カッコイイ登場
揺れるエリーダに
今にも触れそうな手

ヴェンゲルの必死の説得で
振り返るエリーダ

自由にしていいんだ。
自分の責任において

社会的には 女性に
自由がなかった時代
自由を求めて歩き出すノラが
有名な『人形の家』も
イプセン作

この作品のエリーダは
夫の言葉に歩き出すのを
踏みとどまるが・・
その先に幸せはあるのか?

答えはないまま
3時間の舞台は幕。
どこか 不思議な印象の残る
舞台だった。







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