2015-06-18 (Thu)✎
@ 新国立劇場中劇場
上演時間 3時間5分
会場時間・・
あら~学生さんがいっぱい。
団体さんが入ってるなんて
珍しい。
新国立劇場ですよ~
東海道四谷怪談ですよ~(笑)
時代もの入り組んだお話で
台詞も時代劇調・・
TVでの時代劇もほとんど
放送されなくなった現在
判り難いんじゃないのか?
と余計な心配。
一般客はセンター前方ブロック
サイドも学生さんで
始まるまで・・・ザワザワ ザワザワ
始まると静かになってくれて
良かった(笑)
セットはシンプルに
白い大きな板が見えたり・・
高さを生かしたシーンもあり
2階にあたるような場所で
お岩と伊右衛門の出会いの場も
みせてくれます。
舞台奥がせり上がり
前方部分が川に見立てられたり
横からの照明が効果的だったり
と思うと黒子さんが活躍する
舞台転換 いま切られた人が
ムクっと立ち上がり捌けたり。
たんだんと傾斜が出来る部分に
倒れていてそのまま落ちて行ったり
ちょっと面白いゾ(笑)
出演
民谷伊右衛門・・・・・・・・内野聖陽
お岩・・・・・・・・・・・・・・・秋山菜津子
四谷左門・・・・・・・・・・・・山本亨
お袖・・・・・・・・・・・・・・・・陳内将
佐藤四茂七・・・・・・・・・・平 岳大
伊藤喜平・・・・・・・・・・・・小野武彦
伊藤後家お弓・・・・・・・・・下総源太朗
伊藤孫娘お梅・・・・・・・・・有薗芳記
乳母お槙・・・・・・・・・・・・木村靖司
按摩宅悦・・・・・・・・・・・・木下浩之
秋山長兵衛・・・・・・・・・・大鷹明良
関口宮蔵・・・・・・・・・・・・酒向 芳
中間伴助・・・・・・・・・・・・采澤靖起
小仏小平・・・・・・・・・・・・谷山知宏
利蔵屋茂助・・・・・・・・・・北川勝博
お熊・・・・・・・・・・・・・・・花王おさむ
これだけの役じゃなくて
こんなお役も演ってます。
非人つぶ六・・・・・・・・・・花王おさむ
非人目太八・・・・・・・・・・酒向 芳
非人泥太・・・・・・・・・・・北川勝博
乞食坊主雇哲・・・・・・・・大鷹明良
乞食坊主運哲・・・・・・・・平 岳大
古着屋庄七・・・・・・・・・小野武彦
米屋長蔵・・・・・・・・・・・山本亨
大三ッの升太・・・・・・・・下総源太朗
蜆売り次郎吉・・・・・・・・木村靖司
ゆでた卵売りお花・・・・・北川勝博
薬売り藤八・・・・・・・・・・頼田昴治
地回りの桃助・・・・・・・・有薗芳記
捕手頭・・・・・・・・・・・・小野武彦
捕手 中間 黒子・・・・今國雅彦
稲葉俊一 わっしょい後藤
森野憲一 頼田昴治 (敬称略)
伊右衛門
お岩の父 四谷左門に
悪事がバレ お岩を実家に
連れ戻されてしまうが
その父を殺してしまう。
連れ帰ったお岩は男児が生まれるが
病気がちで 仕事もうまくいかず
3人の友人たちと荒れる伊右衛門
そんなおり 近所の大金持ち
伊藤家の娘が伊右衛門に
一目ぼれ 添えなければ自害するとまで
事の成り行きに金に目がくらみ
お岩が邪魔になった伊右衛門は・・・。
良く知られているこのお話です。
和太鼓の音で始まった舞台
お梅 乳母のお槙
お弓 すべて男性が演じる
お岩の妹のお袖に
D-Boysの陣内さん
先日キャラメルボックスの舞台で
新選組の志士を演じていたのに~(笑)
女形を演じる機会の多い
花組芝居の谷山さんは
女役じゃなかったのね~(笑)
~待たれよ 待たれよ~
~なんで止め立てなされる~
~武士たるもの・・~
とか こんな調子の台詞で進んでゆく
毒薬のせいで 顔にあざの
出来たようなお岩さんは
見た目は グロテスクまで行かない。
でも演技で・・怖い!
暗い舞台奥から 着物の裾に
焔に見えるライトを仕込んで
近づいてくる様は・・怖い!けど
これも中途半端だったかな?
秋山さんなら もっと怖く
なりそうだったんだけど・・。
コミック風に仕上げている訳でも
ないのに・・大仰過ぎたり
なぜが笑ってしまうシーンがあるのが
言い回しが一部分だけ
現代風だったりするから?と考えてしまう。
自分勝手でお岩の怨念に
まとわりつかれても 何とか
逃れようとする伊右衛門だが
悪事が知られるところとなり
妹のお袖その夫四茂七が
敵打ち・・と殺陣のシーン
その後の捕り手との殺陣だったか
聞こえて来た ピアノ曲の
乙女の祈り♪ (これ脱力しました。)
なんという違和感。
合わないなぁ~~~(爆)
シーン変わって今度は和太鼓
そうだよね~ この方がいい!
ラスト 大量の雪が落ちて来て
え~~と 何だっけ
捕り手が持った梯子を組んで
伊右衛門が登る
どこかでこんなシーン見たような
気がすると 思い返してみたら
コクーン歌舞伎『三人吉三』を
思い出した。
ラスト カテコでも
またピアノ曲で・・・
舞台の時代から 無理やり
現実に引き戻されたような
気分になって、
両サイドの学生さんたちが
先生の指示待ちで席を
経たないのをいい事に
さっさと通路をすり抜けて劇場を
後にしました。
面白いと思う部分と
中途半端と思う部分と
感想の難しい舞台でした。
上演時間 3時間5分
会場時間・・
あら~学生さんがいっぱい。
団体さんが入ってるなんて
珍しい。
新国立劇場ですよ~
東海道四谷怪談ですよ~(笑)
時代もの入り組んだお話で
台詞も時代劇調・・
TVでの時代劇もほとんど
放送されなくなった現在
判り難いんじゃないのか?
と余計な心配。
一般客はセンター前方ブロック
サイドも学生さんで
始まるまで・・・ザワザワ ザワザワ
始まると静かになってくれて
良かった(笑)
セットはシンプルに
白い大きな板が見えたり・・
高さを生かしたシーンもあり
2階にあたるような場所で
お岩と伊右衛門の出会いの場も
みせてくれます。
舞台奥がせり上がり
前方部分が川に見立てられたり
横からの照明が効果的だったり
と思うと黒子さんが活躍する
舞台転換 いま切られた人が
ムクっと立ち上がり捌けたり。
たんだんと傾斜が出来る部分に
倒れていてそのまま落ちて行ったり
ちょっと面白いゾ(笑)
出演
民谷伊右衛門・・・・・・・・内野聖陽
お岩・・・・・・・・・・・・・・・秋山菜津子
四谷左門・・・・・・・・・・・・山本亨
お袖・・・・・・・・・・・・・・・・陳内将
佐藤四茂七・・・・・・・・・・平 岳大
伊藤喜平・・・・・・・・・・・・小野武彦
伊藤後家お弓・・・・・・・・・下総源太朗
伊藤孫娘お梅・・・・・・・・・有薗芳記
乳母お槙・・・・・・・・・・・・木村靖司
按摩宅悦・・・・・・・・・・・・木下浩之
秋山長兵衛・・・・・・・・・・大鷹明良
関口宮蔵・・・・・・・・・・・・酒向 芳
中間伴助・・・・・・・・・・・・采澤靖起
小仏小平・・・・・・・・・・・・谷山知宏
利蔵屋茂助・・・・・・・・・・北川勝博
お熊・・・・・・・・・・・・・・・花王おさむ
これだけの役じゃなくて
こんなお役も演ってます。
非人つぶ六・・・・・・・・・・花王おさむ
非人目太八・・・・・・・・・・酒向 芳
非人泥太・・・・・・・・・・・北川勝博
乞食坊主雇哲・・・・・・・・大鷹明良
乞食坊主運哲・・・・・・・・平 岳大
古着屋庄七・・・・・・・・・小野武彦
米屋長蔵・・・・・・・・・・・山本亨
大三ッの升太・・・・・・・・下総源太朗
蜆売り次郎吉・・・・・・・・木村靖司
ゆでた卵売りお花・・・・・北川勝博
薬売り藤八・・・・・・・・・・頼田昴治
地回りの桃助・・・・・・・・有薗芳記
捕手頭・・・・・・・・・・・・小野武彦
捕手 中間 黒子・・・・今國雅彦
稲葉俊一 わっしょい後藤
森野憲一 頼田昴治 (敬称略)
伊右衛門
お岩の父 四谷左門に
悪事がバレ お岩を実家に
連れ戻されてしまうが
その父を殺してしまう。
連れ帰ったお岩は男児が生まれるが
病気がちで 仕事もうまくいかず
3人の友人たちと荒れる伊右衛門
そんなおり 近所の大金持ち
伊藤家の娘が伊右衛門に
一目ぼれ 添えなければ自害するとまで
事の成り行きに金に目がくらみ
お岩が邪魔になった伊右衛門は・・・。
良く知られているこのお話です。
和太鼓の音で始まった舞台
お梅 乳母のお槙
お弓 すべて男性が演じる
お岩の妹のお袖に
D-Boysの陣内さん
先日キャラメルボックスの舞台で
新選組の志士を演じていたのに~(笑)
女形を演じる機会の多い
花組芝居の谷山さんは
女役じゃなかったのね~(笑)
~待たれよ 待たれよ~
~なんで止め立てなされる~
~武士たるもの・・~
とか こんな調子の台詞で進んでゆく
毒薬のせいで 顔にあざの
出来たようなお岩さんは
見た目は グロテスクまで行かない。
でも演技で・・怖い!
暗い舞台奥から 着物の裾に
焔に見えるライトを仕込んで
近づいてくる様は・・怖い!けど
これも中途半端だったかな?
秋山さんなら もっと怖く
なりそうだったんだけど・・。
コミック風に仕上げている訳でも
ないのに・・大仰過ぎたり
なぜが笑ってしまうシーンがあるのが
言い回しが一部分だけ
現代風だったりするから?と考えてしまう。
自分勝手でお岩の怨念に
まとわりつかれても 何とか
逃れようとする伊右衛門だが
悪事が知られるところとなり
妹のお袖その夫四茂七が
敵打ち・・と殺陣のシーン
その後の捕り手との殺陣だったか
聞こえて来た ピアノ曲の
乙女の祈り♪ (これ脱力しました。)
なんという違和感。
合わないなぁ~~~(爆)
シーン変わって今度は和太鼓
そうだよね~ この方がいい!
ラスト 大量の雪が落ちて来て
え~~と 何だっけ
捕り手が持った梯子を組んで
伊右衛門が登る
どこかでこんなシーン見たような
気がすると 思い返してみたら
コクーン歌舞伎『三人吉三』を
思い出した。
ラスト カテコでも
またピアノ曲で・・・
舞台の時代から 無理やり
現実に引き戻されたような
気分になって、
両サイドの学生さんたちが
先生の指示待ちで席を
経たないのをいい事に
さっさと通路をすり抜けて劇場を
後にしました。
面白いと思う部分と
中途半端と思う部分と
感想の難しい舞台でした。
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