現在の閲覧者数: 『鱈々』10・17マチネ - hatti元気の素 観劇 ミュージカル

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『鱈々』10・17マチネ

  @天王洲アイル・銀河劇場
出演
ジャーン・・・・・・・藤原竜也
キーム・・・・・・・・山本裕典
ミス・ダーリン・・・中村ゆり
トラック運転手・・木場勝己
         (敬称略)


      
舞台は とある倉庫
うず高く 木の箱が積まれ
毎日 新しい箱がトラックに
詰まれ運ばれて来る。

そこで暮らす二人。
朝は トラックのクラクションの
音で起こされ届いた
箱を運び入れ
指示された箱を積んで
送り出すことの積み重ね。

毎日毎日・・・・
キームはこんな所から
抜け出して外の世界へ
行ってやると叫び続けている。

シャーンは几帳面に
仕事をこなし 嫌気がさしている
キームの面倒まで 細かに
見てやる。

そんなジャーンさえ 鬱陶しくて
酒と女友達とに遊ぶだけが
楽しみのキーム

ある夜 酔いつぶれたキームを
連れて 女が現れる。
ミス・ダーリン

酔いつぶれたキームを横目に
ジャーンを誘惑するかのような
ミス・ダーリン、

翌朝 またトラックが箱を
運んできた。
酔いつぶれたキーム
シャーンも起きるのか遅れ
何度もクラクションを鳴らされ。
ついには運転手が倉庫の中に顔を出す。

運転手は 昨日キームを
送り届けてくれたミス・ダーリンの
父親だと名乗り。
キームを娘の相手と知って
賭け花札を持ちかけるのだ。


倉庫で暮らす二人の青年
トラック運転手
町の女 あまりない舞台設定。

舞台空間も うず高く積まれた
木の箱にかこまれる
暗い空間。

この空間から抜け出したいと
叫ぶキームと
ここでの暮らしが自分には
あっていると几帳面に
仕事をこなすジャーン

ミス・ダーリンとトラック運転手が
訊ねて来た事で 変化が訪れる・・・

が・・・舞台は 暗い倉庫の中から
変わらなくて
時の流れは止まったようだ。

時下り開け放たれる
倉庫の扉から入ってくる光だけが
明るい。
 
この辺から集中力が切れた!(爆)
肝心な変化が 良くわからないまま
終わってしまった。

鬱々としたこの倉庫から
抜け出したいと願うキーム

この場を受け入れ 
この場での存在する事が
すべて?のジャーン

相容れないはずの二人が
暮らす 倉庫という場所は
何を現しているのだろか?
現実社会に置き換えられるのか?
メッセージを捕まえられない。
4人のキャラは 判り易いけどネ

終演後 トーク・ショーがあり
木場さん・山本さんのお二人

役者に細かに指示を出さない
脚本だそうで
自分で隙間を埋める作業が
好きな自分(木場さん)としては
面白みのある役だとのお話。


山本さんも らしいコメント(笑)
稽古のスピードが速く
大変だったとも。

休憩なしの 1時間55分
トーク・ショー 20分くらいだったか
なんとも言えない 不思議な
舞台空間でした。



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