現在の閲覧者数: 『スルース』 12・27マチネ - hatti元気の素 観劇 ミュージカル

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『スルース』 12・27マチネ

 @新国立劇場 小劇場

6202.jpg


20分の休憩ありの舞台
6203.jpg


けっこう入り組んだお話なのに・・
舞台出姿を見せるのは 二人だけ

上流階級の 老推理作家
アンドリュー・ワイク (西岡徳馬)

そして アンドリューの妻の恋人
マイロ・ティンドル (音尾琢真)
 (敬称略)

 追加キャストとしてこんな張り紙
6201.jpg



妻と結婚したい願う青年
自宅に彼を招く老推理作家

謎かけのような 二人の会話が
始まります。

若いマイロの受け答えが
老作家の気に入ったか
そう答えるよう仕向けられたのか?
事実 一旦帰りかけたマイロは
老作家の言葉に
また部屋に戻される。

老推理作家の話す計画を
疑いながらも 金になる藩士と
引き込まれて行きます。


この戯曲は 劇団四季で上演されており
アンドリュー・ワイク役は 日下さんが初見
老推理作家のイメージはここで作られた(笑) 
その後 志村さんでもお目にかかっています。

マイロ役 四季版では ミロ・ティンドル
下村さんの持ち役でした。

だいぶ印象の違うキャスティング(笑)
今回 マイロ役は Wキャストで
もう一方 新納さん版
残念ながら こちらは観られず。
観たかったなぁ~と
観られなくなってから言う

本当に観劇は 一期一会ですね
同じキャストで再演されても
時の経過に、もう同じ舞台では
あり得ない。
諦めるしかないけど。


・・で 今日の二人
西岡さんアンドリューが若い
老・推理作家だけど
とにかくよく動く。

マイロ役の音尾さん
衣裳など見ると
かなり現代風にデフォルメ?
台詞の流れもかなり砕けてる気がする。
ここって1970年の
イギリス?なのってなる(笑)
舞台は、アンドリューの書斎から
一幕 二幕とも変わらないので
あまり気にしなくても良いのかも。


お話の筋は・・戯曲どおり
笑い人形もちゃんと枠割を果たしている
笑いのタイミングでボタンか何か
捺してるの見え見えだったけど(笑)

ゲームなのか 
実際の嫉妬なのか
男のプライドなのか
男の本音は?
イギリスのジェントルマンの
深層心理までは・・理解が
難しいのですが

移民 外国人のハーフ
押し潰されながら生きて来た
マイロの声も
負けたくない・・・と聞こえて来る。

二人の絡みあう ガチ芝居
ドンデン返しにつぐ ドンデン返し
さすが 『スルース』~探偵~
謎解きゲームはどこへ
転がって行くのか?

復讐は成功したかのように
見えますが・・・・

決して結末は話さないでください。
これ劇場からのお願いでした(笑)

  アッ でもね 確か東京は
  
        明日 千穐楽だっ!

この後 福岡 名古屋 仙台と
地方公演なのね。

先にご覧になった某マイミクさんから
パンフ売り切れてたと嘆きの声。
 
心配してたら パンフ扱ってました。
6200.jpg


そのパンフにも書いてある(笑)

 結末は誰にもお話にならないよう
お願いします。
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