現在の閲覧者数: 『謎の変奏曲』9・18マチネ - hatti元気の素 観劇 ミュージカル

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『謎の変奏曲』9・18マチネ

@世田谷パブリックシアター
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ノルウエーのある孤島に
一人住む作家を
訪ねてくる記者

いきなり 記者に向けて
銃を発砲する変人の
作家の出迎え
作家は 気難しく機嫌も
よくない。

作家の最新作が
これまでになかった作品で
愛について触れている。
ファンだと自己紹介をする
記者は 鋭い切り込みで
この作品を世に出すことにした
作家に質問を浴びせる。

出演
アベル・ズノルコ・・・・・・橋爪功
エリック:ラルセン・・・・・井上芳雄
演出 森新太郎 (敬称略)

二人芝居なので 出演者これだけ。
ちょっと寂しいから 演出も書いておこう(笑)




橋爪さん演じる 老作家
銃撃されたと 逃げ込んでくる
若い記者

泡を食ってバタバタと
駆け込んでくる
井上記者に 笑いまで起こる。

二人の会話を聞いてると 謎だっ!(笑)
余裕の作家から
懸命に話を聞き出そうとする記者
薄皮を剥がすように
作家の隠された過去まで
暴き立てる記者。

二人の会話に登場する
謎の女

謎の変奏曲♪
ピアノを弾くエリック・ラルセンも
見られます。
(歌はないけど・・ (笑)

真面目に演じてる
二人のシーンに
そんな?!と思わされ
二人の孤独や 愛の片鱗やらが
チラ見えするんですね。
シニカルなシーンなのに
なぜか ふっと客席から
笑いが聞こえてきた李する。

どうして そうなるの?という
幕切れ。


作家が ラルセンに向けて
撃った銃は 2発ずつ 3回
その都度 井上ラルセン
舞台奥から 駆け出して来る(笑)

ラスト間際の 銃声は
ひょっとして 作家が自殺?
とも思ったのですが
2発聞こえてきた…

結末は‥舞台で(笑)


人物像の 感情の動きに
ついていけない 海外脚本が
多いのですが、
この作品は 感情移入する前に
ストーリーが どこへ行くのかと
そちらに意識をもって行かれ
あっという間に 終幕を迎えていました。
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決して短い作品ではないのにね。





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