現在の閲覧者数: 『ドライビング・ミス・ディジー』 7・3マチネ - hatti元気の素 観劇 ミュージカル

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『ドライビング・ミス・ディジー』 7・3マチネ


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@紀伊国屋ホール


出演

ホーク・コールバーン・・・運転手:市村正親
デイジー・ワーサン・・・・未亡人:草笛光子
ブーリー・ワーサン
・・・・デイジーの息子:堀部圭亮
(敬称略)


舞台はアトランタ

ユダヤ人未亡人 ディジー
車を運転中 誤って事故を起こす

幸い怪我などはなかったのが
不幸中の幸い
保険で車は新しくなったのだが
母の運転を 心配する息子
プーリーは運転手を
雇う事を懸命に勧める
・・・が、母は聞く耳を持たない。

息子は 自分で面接を行い
黒人ホークを雇い 母に差し向けるが
一週間経っても買い物にも電車で行き
車を使おうとしない。

運転手のホークは
キッチンの椅子に
座っている毎日

そんなある日
洗剤が切れている
あれもなくなっていると
ミスディジーに言っては
買い物に行くように説得し
ついに 車を使って
買い物に行く事になり
ホークはプーリーに嬉しそうに
しかも こっそりと
電話報告をしたり・・(笑)

そんな始まりから
3人それぞれのキャラが伝わってくる
丁寧な会話劇で 立ち上げる

舞台セットは 周り盆の上に
白く四角い 窓のついた壁

半分側 デイジーの家
クルっと半転すると ディジーの
お出かけ先になったり
息子 プーリーの家になったり
椅子 2脚だけおいて
車の中の二人・・・(笑)

このお話は
『パレード』を書いた方のものだったのね

演出も 森さんで
ユダヤ人の扱い
黒人の扱い 偏見なども
さりげなく会話に 挟まれていて
『パレード』と同じ土壌

けれど 舞台上の世界は
懸命に生きて成功して
不自由ない暮らしの
老婦人

その母を心配する息子

雇われた 律儀な運転手
何とはなしに 賃上げ交渉なども
やってみたりする・・(笑)

三人の繋がりは 時間をかけて
深まっていく。

三人の交わす会話は
軽妙で 笑いの起こるシーンも
多かった。

口は悪くても毒がない
お互いの傷に触れても
気遣いが残る

舞台にはいないけれど
話に出されるプーリーの妻も
‥人となりの想像がつく(笑)

スーパーへの
買い物までの車内

黒人ゆえの教育の欠如
文字の読めないホーク

盗みの疑いを掛けられる
ホーク

この辺りのエピソードも
丁寧に魅せてくれて
徐々に心を開く
ミス・ディジー

口の悪い母が
ホークの事を役に立つと
電話で息子に話すまでに
なる

気に入ったとは
言ってませんと言いながら
二人の間には
確かな繋がりが生まれて・・。

一人暮らし 外出も
自由にならなくなった母が
施設に移り
運転手は必要無くなっても
息子プーリーは ホークを
雇い続けた

ホークは ミス・ディジーに
逢いに行く・・・

二人の最初の出会いから
20年が経っていた。

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映画は知っていたが
舞台は舞台で
新しい世界

セットもシンプル
出演者も 三人だけ ・・

豪華な 衣装に目を
奪われる時代ものでもない

けれどこの三人で
魅せてくれたのは
緻密な心の動き

差別 偏見 テロなども
起こるアトランタの地の
片隅で生きた老婦人のお話は
静かで どこか暖かい舞台

頑なで ホークを
拒絶するシーンですら
二人の会話が微笑ましい

スペクタクルな大舞台も
いいけれど 登場人物も
少ないけれど

こんな心動かされる舞台
大好きだ~~

ストレートプレイ
普通 あっさりとしたカテコで
終わるのが常ですが・・

アンコール拍手が沸く!
ブラボーの声も飛ぶ!

ほぼ スタンディングと
思われる カテコで終演でした。







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