
@シアタートラム
SISカンパニー公演
先行抽選で落選してしまい
先着でも僅差で逃し・・・
見られないかもと 思ったのだが
諦めずにTRY
扱いサイトを諦めずに覗いていたら
運よく戻りチケを拾ったらしい
前方のサイド席で
舞台も遮られる事なく
見える席だった
演劇の神様 ありがとう~(笑)
台詞劇の世界
どっぷりと浸って来ました(笑)
【出演】
ポーリーナ・サラス・・・・・宮沢りえ
ジェラルド・エスコバル・・堤真一
ロベルト・ミランダ・・・・・・段田安則
(敬称略)
時と時代は明らかにされない
ある夫婦の家が舞台
殺風景な部屋が広がる
チェストが一つ
引き出しには
ポーリーナが
持ち出す 銃が!
大きな窓は
ベランダに通じ外に出られる
ベランダの外 曇りガラスの向こうで
会話されると せっかくの
台詞が すこし聞き取り難い
部屋の奥のドアは夫婦の寝室
手前のもう一部屋は
客室に ミランダが案内
されるのだが
ドアしか見せない
大きな窓を通し
車のライトが照らし
来客 夫の帰りが分かる
このおなじ作品を
昨年 別公演で
拝見したのだけれど
砂時計を使った
かなり凝った舞台セットだった
今回の SISカンパニーを
見ると 比べてしまう
キャパの小さな劇場で
客席通路が家と外に
通じる 道になってた (笑)
もちろんキャストは違うし
演出も違うので・・・・
当たり前だけれど
『死と乙女』の曲が
流れる この舞台は
サスペンス劇 心理劇
台詞劇・・・全部かな?
そこは変わらない。
部屋に一人 夫を待つ
ポーリーナ
ポーリーナには
秘密があった
若いころ 政治運動に参加していた頃
誘拐監禁され 拷問・レイプを
受けて 心身ともに
深い傷を負っていて
いまだその傷は癒えて
いなかったのだ
夫は 新政府の要職に
任命され 前途洋々だが、
過去の傷を持つポーリーナは
手放しには喜べない
夫を車のパンク・トラブルから
助けてくれた 医師ミランダ
彼の声を聴いて ポーリーナは
昔 自分を拷問・暴行をした
男の声を聴いた・・
間違いないと 顔色を変える!
何もしらぬ夫は 助けてくれた
ミランダを家に泊めると決め・・・・
朝 ポーリーナが
銃を持ち ミランダを
椅子に縛り付け・・・
ミランダに 暴行した
事実を認めるよう迫り
激しい台詞の応酬
三人芝居 とっても濃い
芝居空間で 大好きな世界
同じ作品でも 前回見た
『死と乙女』とは まるで
違う世界が開けていた
舞台セットの 違いと
出演者の違い
これだけ違う
ストーリーは同じなのに
別物なのでは?
そう思えるのが お芝居の
面白さですね~
そうそう ラストシーン
戯曲では
ポーリーナがミランダに
復讐を遂げたのか
許したのか
どちらともとれる感じが
残るのですが・・
観客の解釈の仕方に
任せたのかなぁ~
上演時間

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最終更新日 : 2019-10-03