2020-02-27 (Thu)✎

@彩の国さいたま芸術劇場
彩の国さいたま芸術劇場
シェイクスピアシリーズ 第35弾
『ヘンリー八世』
入場時にこんな小籏と
配役表が配布されました


それを受け取らなかった方も
いらしたと考えてか
お客様に 舞台中で小旗を
振って欲しい戴冠式シーン
誘導係の役の方
持っていない人には
小旗を手渡し (笑)
客席降りの演出も多い
両方の通路を
キャストの方々
何度となく行ったり来たり
物語は 『ヘンリー八世』
王は 阿部さん
大きくて威厳ある王
かなり傲慢 (爆)
3人の女を相手に
女好きを見せる (爆)
アン・ブリン
戴冠式に 栄光の姿を
見せるけれど
その後の運命は‥
王のお気に入りの
枢機卿ウルジー
王の側近たちの
栄枯盛衰を織り込み
ロンドン塔送り
処刑も‥
その犠牲になったように
離婚されたキャサリン王妃
この地を踏むのではなかった
その台詞が 哀しい
・・・病に命を落とす
王に見初められた アン・ブリン
後のエリザベス女王の誕生
戴冠式など
この後のアンの運命は
『レディ・べス』で
処刑されてますから~
赤い僧侶姿のウルジー
王に見限られた
枢機卿ウルジー
若い恋人 男色
苦略を弄したり
落とし入れられたり‥
ビンタされたり‥
栄光の終わりには
半裸での熱演
このシェイクスピア・シリーズ
常連のような 大石さんも
ちょっと面白い役で
客席からの登場が多い
谷田さんの存在感も
とても大きい
衣装はかなり現代的
枢機卿は あの赤い衣装
戴冠式シーンでは 時代を
彷彿とさせる衣装になりますが
伯爵たちは 現代風の
スーツに近い
女性たちのドレスも
飾りのないシンプルなものが
多く 王妃のティアラが
美しくひかり輝く。
病に倒れたキャサリン妃の
シーンも多く
現代風なテンポを
生かし台詞も分かり易い
3時間30分の長丁場
最後 スタンディングの出る
熱い舞台でした

記事をまとめている今
この公演も含め
多くの公演が コロナウイルスの
拡散を懸念して公演中止に
なってしまいました
自分は なんとか公演を見ることが
出来ましたが 公演中止
このシリーズは DVDになっている
作品がほとんどなのですが
チケットを購入されて
いたのに見られなくなって
しまった方もいらっしゃる
今回の公演 『ヘンリー八世』
DVD化されることを 祈ります
- 関連記事
-
-
『天保十二年のシェイクスピア』 2・27 マチネ 2020/02/29
-
『ヘンリー八世』 2・26 マチネ 2020/02/27
-
『LOVE・LETTER』 2・25 ソワレ 2020/02/26
-