2020-10-07 (Wed)✎


@新国立劇場 中劇場
リチャード三世を演じた岡本さんが
リチャード二世
ヘンリー王を演じて来た浦井さん
王位を受け継ぐヘンリー
時代は巡りつながっている
シャークスピア劇の 台詞の使い方も
随分と慣れました(笑)

*****************
リチャード王の治世
二人の貴族がいがみ合い
互いに譲らず 王の裁定をもとめ
直訴して来ます
決闘の方法でしか 解決は望めないと
決闘の日を決めるのですが
いざ決闘となると・・・
突然に戦いを中止をさせ
二人に領内からの追放を
申し渡す
納得の出来ない
貴族たちの不満は募る
王位継承権のあるヘンリー
追放の仕打ちにも従ったが
家に残った兄が病にたおれ
死亡してしまうと財産まで
没収と言い渡された事を知り
名誉回復のため王に不満を
募らせる貴族たちと
国に向かって兵を起こすのだった
****************
出演
リチャード二世・・・・・・・・・・・・岡本健一
ヘンリー・ボリングブルック・・・浦井健治
王妃・・・・・・・・・・・・・・・・・・・中嶋朋子
ノーサンバランド卿・・・・・・・・立川三貴
エドマンド・オブ・ラングリ・・・横田栄司
ウエストミンスター修道院長
/式部官・・・・・・・・・・・・・・・勝部演之
庭師/牢番・・・・・・・・・・・・・吉村 直
バゴット・・・・・・・・・・・・・・・・木下浩之
カ-ライル司教・・・・・・・・・・田代隆秀
グロスター婦人/侍女
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・一柳みる
ジョン・オブ・ゴーント・・・・・大滝 寛
ロス卿/従者・・・・・・・・・・・浅野雅博
ヨーク夫人・・・・・・・・・・・・那須佐代子
従弟・・・・・・・・・・・・・・・・・小長谷勝彦
ソールズベリー伯・・・・・・・下総源太朗
ヘンリー・バーシー・・・・・・原 嘉孝
ブッシー・・・・・・・・・・・・・・櫻井章喜
サリー公/ウィロビー卿・・・石橋徹郎
トマス・モーブレー/
騎士ピアーズ・オブ・エクストン
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・清原達之
騎士スティーブン・スクループ
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・鍛治直人
グリーン/馬丁・・・・・・・・・川辺邦弘
オーマール卿・・・・・・・・・亀田佳明
フィッツウォーター卿
/ウェールズ部隊の隊長・松角洋平
バークリー卿・・・・・・・・・・内藤裕志
椎名一浩 宮崎隼人
(敬称略)
王と ヘンリー率いる貴族軍
人数は少ない (笑)
軍隊いないし~
でも ちゃんと戦いの様子が
わかる
岡本さん演じるリチャード二世
自信の持てない王なのかなぁ
数奇な一生ではあります。
ヨーク公(横田さん演じる
エドマンド 忠義に熱い家臣ですが
途中 奥方とのやり取りが
王への忠誠
息子への愛情だけが優先する妻
二人の掛け合い 最高!
浦井クンのヘンリー王も
とても貫禄ついたな~(笑)
立川さん 相変わらず 濃い(爆)
シャイクスピア劇を見ると
いつも思うのが 人物像の
どこか 作り物っぽいところ
人間臭いといえば言えるんだけど
キャラが固定してない印象もある
面倒臭い言い回しの中に
面白い台詞が隠されていたり
裏があったり
掴みどころがなく
行動に違和感を感じたりする
登場人物も多い
時代背景 と お芝居の中だからと
納得してしまうんですけどね(笑)
まだ コロナ対策 手を抜くことなく
検温 自己モギリ 手指消毒 規制退場
パンフ購入列のソーシャルディスタンス
厳守 出来る限りの感染予防対策。
座席も一席飛ばしで
最前席 六列目だったのですが
舞台すこしせり出した感じで
この劇場 10列が最前席も
あることだし・・スカスカには
感じさせず 大きな拍手に
カテコ・スタンディングも出ていました。
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