現在の閲覧者数: 『ラビット・ホール』 4・10 マチネ - hatti元気の素 観劇 ミュージカル

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『ラビット・ホール』 4・10 マチネ

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@PARCO劇場

今日はロビーで
こんな写真も取ってみた(笑)

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出演
ベッカ・・・・・・・・宮澤エマ 
ハゥイー・・・・・・・成河 
イジー・・・・・・・・土井ケイト 
ジェイソン・(ダブルキャスト) 
阿部顕嵐/(山﨑光)
ナット・・・・・・・・・シルビア・グラブ
(敬称略)

幼かった 息子
道路に飛び出し
わずか4歳で亡くなってしまった

ベッカとハゥイー夫妻
子どもを思い出させるものに
触れることが出来ず
周囲から片付けてしまう妻。

夫はというと
自分で保存した
動画を見て
子どもを偲んでいた。

互い 向き合わないで
8年・・

母の慰めや
い妹の妊娠にも
素直になれず
夫にもイラついて・・

ある日 加害者の青年から
手紙が届く

夫のハゥイーは
にべもない態度だが
ベッカは 青年と話す事にした

後悔し 謝罪をする青年と話すうちに
ベッカの中の何かが変わる

夫と向き合い
素直に向き合うベッカ

二人身を寄せ合うラストは

新しい二人の毎日が
始まるんだ

そんな予感を抱かせるのでした


この作品は 2022年
KAAT 大スタジオで初見

キャスト全員 変わり
演出もセットも変わり
大きく印象を変えて来る。

メタル風だったキッチン
こちらでは だいぶ雑然とした
印象で そんなとこも
ベッカの印象に影響を
与えてるのかな?


小島聖さんの ちょっと
神経質そうな線の細いベッカ
メタル系のキッチンで
妹の使った食器など
片っ端から片付けてた (笑)

万里生っちのハゥイーも
神経質そうで 二人の会話は
研ぎ澄まされた刃物を
言葉に隠してるんじゃないかと
そんな気さえしたのだが・・・。

成河さんと宮澤エマちゃんに
キャストが変わって
さらに演出も違うので
作品のイメージ 柔らかくなったかも。

成河さん やはり上手いなぁ~

ジェイソン役が Wキャスト
本日は 阿部さん

会話が ごくごく普通に進み・・
物語が だんだんに見えてくるのだけれど
この舞台の状況設定
かなりシビア・・だよね

シルビアさんママが
ちょっとだけ ほっこりと
セリフを投げかけてくる
シーンが ツボ(笑)


子ども部屋は2F部分に
用意されていて
おもちゃなどの整理は
セットの2F部分で。

この間 観客は ずっと
2F見上げていたよ (笑)


加害者を受け入れる事を
選択出来るベッカが
彼と話し合う内に
見せる変化が ちょっと
わかりにくい感じだ

ジェイソンも静か目な芝居
スピード出しすぎていた!と
告白したりも 大げさでなくて
自然に交わされていく時間


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あまりに淡々としすぎてるような気もするけど
キャストさんの違いのせいか
演出の差なのか?

同じ作品でも 印象の違いが
お芝居の面白さなんだろうな~












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