『ダーウィン・ヤング』 6・16 マチネ

               ＠シアター・クリエ

本日は同じ写真になってしまうから

楽屋口の近くで一枚

 初・渡邊ダーウィン！

ゲネプロ動画で すこしは

見られていたけど・・・

タイプが違う ダーウィンを確認

お歌は 渡邉くんの方が

安定感を感じる 

体全体を使った歌声が

届いて来る。

１６歳・・・ちょっとやんちゃな

子どもの表情が自然

気弱で 素直はお坊っちゃま風は

大東くんの方が 雰囲気がある

後半になっての

これまでの世界を

捨て去り  暗黒の世界に

歩み出す ラストは

渡邉ダーウィンが

より救いがない

二人のダーウィンに対する 

甘い祖父ちゃまの禅ラナー

蒼くんへの愛情表現に

ギュー！はなかった（笑）

どちらの孫も 可愛さは同じでも

タイプの違いで 表現が

変わるのよネ

この演目

禅さんの遠慮容赦ない

歌声を思いきり浴びられるのが

嬉しい （笑）

最初の コーラスでも

１６歳の革命でも

・・ ７６歳お祖父ちゃんの

ヤング家の３人の歌シーンも

響いてくる歌声に 

もう～ 満足感しかない（笑）

階級社会

最下層の革命リーダー

ゴミと疎まれ 身を守るため

犯した殺人

革命の理解者だった

ヤング家に匿われて ６０年を

生きてきたけれど

ラナーの犯した事件は・・・

今日の 革命のリーダー

１６歳ラナー

大隊長に年齢を聞かれ

先日は 口ごもって

聞き直されてだけど・・（笑）

素直の１６歳です！と答える

１６歳設定のラナー（笑）

５８歳か・・

（実際の年齢を返す大隊長）

いえ １６歳です。

躊躇なく返す ラナーでした （笑）

その後 ボソボソと

大人びた１６歳だなとか・・

よく言われます・・とか なんとか

そこ アドリブ？（笑） 

そんな父とも慕う 大隊長に

裏切られ 身を守るため 

殺めてしまうラナーは

革命の理解者 第一階層の

ミスター ヤングに救いを求める

最下層の革命の士が

第一階層で 成功者として

生き延びた３０年後

隠れ暮らす 革命の士たちを

未だに追う ロイド刑事が

社会では正義

ニース１６歳の憧れの的

そのニースは 一枚の写真から

父の秘密を知り・・・

ニースと友人たち

３人の １６歳シーン

かなり頑張ってて かわいい（笑）

ダーウィンが 

父の秘密を知るのも

奇しくも １６歳

父の３０年は

生きながら死んでいた

抜け殻のような人生だたのだと

哀しい真実を見てしまう

ダーウィン

 起こってしまう罪の連鎖

祖父 父 子の ３人は

罪を隠したまま

暗黒の世界を 

生きてゆくしかない

蒼空を知る事のない

明日がそこにあるだけ

暗い物語で救いはないが

リピートする度に

気がつく部分がいろいろ

出てくる

赤いフードコートの紐

カセットテープ

１２月暴動の写真

作品の全体が 掴めてくると

次には 人々の心情が

透けて来る

今日も スタンディング！

内容の濃い ３時間５分でした。